
BMW X3(G01)に、道路標識をカメラで読み取り制限速度や追い越し禁止を表示する「制限速度アシスト機能」を正規認証コードとコーディングで有効化。
日本仕様では非表示のこの機能をライコウで安全に使えるように設定。
メーターパネルやヘッドアップディスプレイで速度情報が確認でき、うっかり速度超過の防止にも貢献します。

車両情報
車種 | BMW X3 ( G01 ) M40d |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 埼玉県 |
作業内容
制限速度アシスト機能を有効化
制限速度アシスト機能とは?
BMWの「制限速度アシスト機能」とは、道路標識(制限速度・追い越し禁止)をフロントカメラが検知し、その情報を以下のような場所に表示してくれる安全支援機能です。
- メーターパネル
- ヘッドアップディスプレイ(装着車)


表示される制限速度情報を確認することで、うっかり速度オーバーのリスクを低減できます。
📸 《メーターパネルへ制限速度を表示している画像》


日本仕様では“封印”されている機能?
実はこの制限速度アシスト、日本仕様車ではソフト上に機能は入っているにも関わらず、利用できない状態にされています。
その理由は、日本国内での道路標識の多様さやカメラ認識の精度への配慮などによる制限と考えられます。
正規認証コードを使って“封印”を解放
ライコウでは、BMWが正式に発行する「制限速度アシスト機能の正規認証コード」を用いて、機能の封印を解除。
さらに、コーディングによる設定変更を行なうことで、正しく表示・動作するように有効化を実現しています。
作業ポイントと注意点
✅ 作業のポイント
- ソフトウェアには既に機能が内包されている
- コーディングのみでは不完全で、正規認証コードのインストールが必要
- BMW正規データを使用するため安全かつ信頼性の高い施工
⚠ 注意点
- カメラが標識を読み取れなかった場合、正しい表示がされないことがあります
- 「追い越し禁止」など一部標識はドイツ仕様のマークで表示されます(例:赤丸に黒車と灰車)
📸 《メーターパネルに表示された追い越し禁止マーク画像》


制限速度アシスト連動でACC設定速度をワンタッチ変更!
✅ 機能概要
- 車両のフロントカメラが道路標識(制限速度)を認識
- 認識された制限速度はメーターやHUDに表示
- ドライバーはハンドルのボタンをワンタッチするだけで、ACCの設定速度が標識の速度に自動変更
たとえば、80km/hで走行中に「60km/h」の標識を検知した場合、ボタン1回でACCの設定速度が60km/hに変更されます。



✅ この機能のメリット
- 制限速度を自分で読み取る必要がない
- 手動で細かく速度調整せずに済む
- 速度超過によるヒヤリを未然に防止
- 長距離ドライブや高速走行時の疲労軽減にもつながる
ライコウならではの安心サポート
制限速度アシスト機能の有効化は、BMW車に精通した専門店でないと難しい作業です。
ライコウでは、
- 豊富な施工実績
- BMW正規ルートによる認証コード取得
- 高度な診断機器と専門知識
これらを活かして、お客様のBMWをより便利に・安全にアップグレードいたします。