メーターパネルやヘッドアップディスプレイに制限速度情報を表示させます。
道路標識を認識またはナビ地図データの制限速度を読み取って走行している道路の制限速度を知らせてくれます。
日本仕様では2019年7月製造の車両から標準装備として搭載されはじめた機能です。
この機能を有効化させるためにはBMW AGより認証コードを調達してインストールする必要があります。
車両情報
車種 | BMW X4 ( G02 ) 20d |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 神奈川県 |
作業内容
制限速度アシスト有効化コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
スピードリミットアシスト ( SLA )
スピードリミットインフォ ( SLI ) は、フロントカメラが装着されている車両であればカメラおよびナビの地図情報を元に制限速度表示がメーター内およびヘッドアップディスプレイ内に表示されるようになります。加えて制限速度アシストも動作するようになります。
制限速度アシスト ( SLA ) とは、地図情報またはフロントカメラで新しい速度制限が検出された場合、調整された制限速度が表示されます。
例えば、制限速度100km/hの高速道路をアクティブクルーズコントロールで時速100km/h設定で走行中に、制限速度が80km/hに変更になった際、制限速度が変更になった旨の案内がメーター内に表示され、ステアリングのスイッチ操作でアクティブクルーズコントロールの設定速度をワンタッチで切り替えしてくれます。
iDrive画面に制限速度アシスト ( SLA )のメニューが追加されます。
制限速度の調整が可能です。調整幅はプラス/マイナス 15km/hあります。
制限速度アシスト ( SLA )が有効な場合は、ヘッドアップディスプレイやメーター内にASSISTのアイコンが点灯します。
道路標識の制限速度情報を見落としてオーバースピードで走行してしまってたなんてことを無くすことができる可能性がある便利な機能です。
制限速度アシスト ( SLA ) やスピードリミットインフォ ( SLI ) を機能させるための認証コードをBMW AGから購入する必要があります。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。