
助手席側LEDヘッドライトが一部不点灯となり、エラーメッセージが表示される不具合を修理しました。
ヘッドライトはLED一体型のため、部分的な不具合でも本体ごと交換が必要になります。
今回は新品ではなく、高品質な中古ヘッドライトを使用し、コストを抑えた修理を実施。
交換後は正常に点灯し、エラーも解消しました。
ヘッドライトの不具合でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【牛タンせんべい】をお土産でいただきました。
お気遣いいただきありがとうございますm(__)m

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 宮城県 |
左側LEDヘッドライト点灯不良の修理作業
不具合の確認と診断
お客様の車両を確認したところ、助手席側のヘッドライトにエラーメッセージが表示されていました。




専用診断機でエラーチェックしても同様にエラーが記録されています。


実際にヘッドライトを点灯させてみると、内部のLEDの一部が点灯していないことが判明しました。


LEDヘッドライトはロービームやハイビームのLEDがヘッドライト本体に組み込まれているため、LEDの不具合が発生すると、ヘッドライト全体の交換が必要となります。
中古ヘッドライトへの交換修理
新品のヘッドライトは高額になるため、コストを抑えるために品質の良い中古ヘッドライトを調達し、交換修理を行いました。



まずは、一部不点灯となってしまったLEDヘッドライトを取り外します。

そして、ヘッドライトコントロールユニットを移植します。

中古ヘッドライトを車両へ取り付けます。


それからヘッドライトの点灯状態を確認します。



ヘッドライトの光源数を確認するために布を被せてチェック。

光源数に問題はなく、ヘッドライトはバッチリ発光しています。



エラーメッセージが解消されたことを確認しました。



まとめ
ミニ ハッチバック ( F56 )のLEDヘッドライトの不具合は、ヘッドライト全体の交換が必要となる場合があります。
当店では、高品質な中古パーツを活用し、コストを抑えた修理を提供しております。
ヘッドライトの不具合やその他のお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
ドライビングモードを使えるように修理
回転リングが装着されているのにドライビングモードが使えない!?
助手席側LEDヘッドライトの点灯不良でご来店いただきましたが、車両をチェックしていて気になることがありました。
それはドライビングモード機能です。
回転リングのドライビングモードスイッチが装着されているにも関わらず、動作していませんでした。
それに伴うエラーを専用診断機は見逃していませんでした。

車台番号から装備品のチェックをしてみると、ドライビングモードは新車製造時から設定されている装備でした。
ってことで、気になってしまった私は状態を確認してみました。

すると・・・。
回転リングにコネクターが接続されていないことが判明しました(-_-;)
そこでセンターコンソール内を見渡してドライビングモード用のハーネスを探してみると・・・。
ドライビングモード用のハーネスを発見っ!!

そして、回転リングにコネクターを挿しました。
ドライビングモードの機能が動作するようになりました。



4年前に中古車として購入されてからようやくドライビングモードが使えるようになりお客様には大変喜んでいただきました(^^)/
ちょっとしたことでも気になることは見逃しません。
ご依頼いただいた作業とは関係ない内容ですが・・・。
気になってしまうと原因追究したくなってしまうのが私の悪い癖(笑)
そして、「信号ライン 3 スイッチボード プラス側へのショートまたは配線断線」ってエラー内容でドライビングモードに関するものだと即判断できてしまう変態さは、長年の経験によって培ったノウハウだと改めて感じてしまいました。
F系ミニではドライビングモードはドライブを楽しくしてくれる機能ですので、これからのクルマライフをより一層お楽しみいただけると思います。