
MINIクラブマン(F54)JCWにLCIヘッドライトを他店で取り付けたものの、ポジションライトが不点灯というトラブル。BMWマイスター資格を謳うショップの施工でしたが、基本の点灯チェックすら不十分。ライコウで正しくコーディングして完全復旧。USサイドマーカーの点灯処理やリアデイライトコーディングも同時施工。

車両情報
車種 | ミニ クラブマン(F54) ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
初年度登録 | 2017年 |
都道府県 | 東京都 |
LCIヘッドライトのポジションライトが点灯しないトラブルを修正
他店取付のLCIヘッドライトに不具合
お客様は前期モデルのF54 JCWに、LCIモデルの純正ヘッドライトを他店にて取り付け済みでした。しかし、デイライトやロービームは点灯するものの、「ポジションライト(スモールランプ)だけが点灯しない」という状態。
このままでは車検に適合しないばかりか、夜間の視認性も損なわれて非常に危険です。
コーディングミスが原因
診断の結果、原因は明白でした。LCIヘッドライト換装時のコーディングが誤っており、スモール点灯の信号が無効になっていました。
このような基本的な点灯確認がされていなかったことには驚きです。しかも取り付けを行ったのは「BMWマイスター資格あり」と公言するショップ。信頼性が問われます。
ライコウでは、施工後の動作確認を徹底して行なっており、不点灯やコーディング漏れは見逃しません。
📷 正常に点灯したポジションライト画像


BMWマイスター資格の“名ばかり施工”では意味がない
今回のヘッドライト不点灯トラブルは、LCIヘッドライトへの換装後にコーディングミスが放置されていたことが原因でした。
しかも、この作業を行ったのは「BMWマイスター資格を保有している」と看板を掲げるショップとのこと。
正直、資格保有がどれほどのものかと疑ってしまうレベルの仕上がりです。
最低限の点灯チェックすら行われていなかったのは致命的で、資格を持っていようが関係ないことがはっきりと証明された一例です。
BMWマイスターという“肩書き”に頼った作業であって、現車の状況に合わせた確認や調整がなされていなければ、まったく意味がありません。
ライコウでは、すべての作業において「実車での動作確認と検証」を徹底しています。
資格よりも実績・精度・確実性。それがプロショップとしての信頼です。
USサイドマーカー点灯作業
過去にライコウで装着されたUSサイドマーカー
車両をご確認すると、実はこのUSサイドマーカー、前オーナー時代にライコウで装着させていただいたものでした。中古車としてディーラーで販売される際に「点灯しないように処理」されていたとのこと。
点灯処理の内容を確認すると…
配線を追って確認すると、単にUSサイドマーカーのカプラー(コネクター)を外していただけ。再接続するだけで無事に点灯しました。
📷 USサイドマーカー点灯画像




ただし、LED不良の原因は…
点灯はしたものの、一部のLEDが不点灯という新たな問題が判明。原因は、サイドマーカー本体のコネクター部分に雨水が混入したことによる腐食。
📷 LED不点灯状態のUSサイドマーカー画像


配線側のコネクターは防水処理していましたが、USサイドマーカー側は防水処理などせず放置。そのため雨水などが混入してしまったのが原因です。
配線側のコネクターの防水処理までは良かったのですが、ツメが甘いです。
リアデイライトのコーディング施工
最後に、F54のユニオンジャックテールライトの「リアデイライト発光」をコーディングで有効化しました。
このカスタムにより、日中走行時でもリアビューにユニオンジャックデザインが常時点灯。ドレスアップ効果は抜群です。
📷 リアユニオンジャックデイライト点灯画像

💡 ナンバー灯は点灯させず、テールライト内部のユニオンジャック部分のみを点灯させています。純正らしさを損なわない美しい演出が可能です。
まとめ
今回のように、他店での施工による不具合や、前オーナーによるカスタム履歴のトラブル対応もライコウでは柔軟に対応しております。
BMW・MINIの電装系カスタムやトラブル修正は、確かな診断と施工実績のあるライコウにぜひお任せください。