
2021年式MINIクラブマン(F54)クーパーSDにフォグライト撤去に伴うコーディング施工を実施。
球切れ警告の回避だけでなく、フォグスイッチ操作時にも配線に電気が流れないよう制御し、安全性も確保。フォグレス仕様にしたい方必見の施工内容です。

車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) LCI クーパーSD ( COOPERSD ) |
初年度登録 | 2021年 |
都道府県 | 奈良県 |
作業内容
フォグレス仕様へコーディング施工
フォグライトを撤去するならコーディングは必須!
今回の作業は、フロントバンパーに装着されているフォグライトを物理的に取り外すことからスタートしています。
しかし、MINIクラブマン(F54)のような電子制御が高度な車両では、ただ取り外すだけでは済みません。フォグライトを撤去すると、車両側の制御ユニットが「球切れ」や「断線」と誤認識し、警告メッセージが表示されたり、診断機でエラーコードが記録されたりしてしまいます。
そこで必要なのがフォグレス仕様に対応したコーディングです。
フォグレス化に必要なコーディング内容とは?
当店で施工するフォグレス仕様のコーディングは、以下の2点を実施しています。
1. 球切れチェックキャンセル
まずは定番のコーディング。球切れチェック(バルブモニタリング)を無効化することで、フォグライトを外しても警告が出ないようにします。
2. フォグライトスイッチの制御
ライコウではさらに安全性に配慮したコーディングを実施。
「スイッチを押してもフォグライトの配線に電気が流れない」ようにしています。

この処置を施さないと、誤ってフォグスイッチを操作した際に通電してしまい、取り外したカプラーがショートしたり漏電の原因になったりする恐れがあります。
フォグレス化のメリットと注意点
【メリット】
- バンパーのスッキリとした見た目に変更可能
- 車両警告や診断エラーを未然に防止
- 電気的トラブルのリスクも排除
【注意点】
- コーディングのみではなく物理的な絶縁処理も確実に行なう必要があります。
- 将来的に再びフォグライトを装着する場合は、元に戻す再コーディングが必要です。
フォグレス仕様はライコウにお任せください!
MINI F54をはじめとするMINIシリーズでは、機能の撤去・追加に伴うコーディング施工の実績が豊富にあります。
特にフォグレス化に伴う電気系統の安全対策も含めたコーディングは、MINIに精通した専門店だからこそ可能なサービスです。