MINI クロスオーバー F60 低ダストブレーキパッドへ交換&コーディング

MINI クロスオーバー F60 低ダストブレーキパッドを装着。ホイール汚れ対策と同時に、実用的なコーディング施工も行なった作業事例です。

ミニ クロスオーバー(F60) クーパーSD(COOPERSD)
ミニ クロスオーバー(F60) クーパーSD(COOPERSD)

車両情報

車種ミニ クロスオーバー(F60) クーパーSD(COOPERSD)
初年度登録2020年
都道府県千葉県

ブレーキダスト対策として低ダストブレーキパッドを装着

今回のご相談内容は、「ブレーキパッド残量はあるが、ホイールのダスト汚れが酷い」というものです。

MINI純正ブレーキパッドは制動性能が高い反面、ブレーキダストの発生量が多く、洗車後すぐにホイールが汚れてしまうケースが少なくありません。

そこで今回は、日常走行での扱いやすさとホイール美観の維持を重視した低ダストタイプのブレーキパッドへ交換しました。

DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Mタイプ)

低ダストブレーキパッド(Mタイプ)の特徴とメリット

今回装着した低ダストブレーキパッドは、ストリート走行を前提に設計された低ダストモデルです。

MINI クロスオーバー F60 低ダストブレーキパッドへ交換
MINI クロスオーバー F60 低ダストブレーキパッドへ交換

純正ブレーキパッドと比較して、ブレーキダストの発生を抑えつつ、ペダルフィーリングや制動力のバランスに配慮されています。

主な特徴

  • ブレーキダストの発生量を抑え、ホイール汚れを軽減
  • 踏み始めがマイルドで街乗りしやすい制動特性
  • 鳴きや振動が出にくい方向性の設計
  • 通勤や買い物、高速道路走行まで対応しやすい特性

純正ブレーキパッドとの比較

項目純正ブレーキパッド低ダストブレーキパッド
ダスト量多め少なめ
ホイール汚れ早い抑えやすい
初期制動強めマイルド
街乗り快適性標準高め

※制動フィーリングや効果は、車両状態や使用環境によって異なります。

ブレーキパッド交換作業と同時メンテナンス

ブレーキパッド交換時には、以下の作業をあわせて実施しています。

  • キャリパー内部の清掃
  • 可動部の状態確認
  • ブレーキパッド交換後のリセット作業(専用診断機使用)
  • ホイール脱着に伴う裏側まで含めたホイール洗浄

普段は洗浄しづらいホイール裏側まで清掃することで、交換後の状態をより実感していただけます。

ブレーキパッド交換後のリセット作業(専用診断機使用)
ブレーキパッド交換後のリセット作業(専用診断機使用)
ホイール脱着に伴う裏側まで含めたホイール洗浄
ホイール脱着に伴う裏側まで含めたホイール洗浄

日常使いが快適になるコーディング施工

ブレーキ作業と同時に、実用性を重視した3項目のコーディング施工を行ないました。
F60前期モデルでも違和感なく使える設定内容です。

今回施工したコーディング内容

  • デイライトメニュー項目追加
    車両設定メニューからデイライトのON/OFF切り替えが可能になります。
  • 後退時の助手席ドアミラー下降角度変更(浅め)
    駐車時に縁石や白線が確認しやすくなり、日常使いで便利な設定です。
  • エンジン稼働中のドアロックホーン無効化
    走行中や短時間停車時のロック操作でも、ホーン音が鳴らなくなります。
デイライトメニュー項目追加
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更(浅め)

コーディングは、車両状態を診断したうえで適用可能な項目のみ施工しています。
設定内容の詳細については、以下の一覧ページでもご確認いただけます。

👉 車種別コーディングメニュー一覧
https://raikopower.com/coding-list/

低ダストパッド交換時の注意点とおすすめポイント

低ダストブレーキパッドの注意点

  • 交換直後は当たりが出るまで制動感が安定しません(慣らし走行推奨)
  • ローターの摩耗状態によっては、本来の性能を発揮しにくい場合があります
  • パッド残量があっても、ダスト対策目的での交換は有効です

こんな方におすすめ

  • 洗車してもすぐホイールが汚れてしまう
  • 日常使いメインで扱いやすさを重視したい
  • 見た目の清潔感を長く保ちたい

ブレーキは安全に直結する重要な部位です。
ライコウでは、単なる部品交換ではなく、状態確認と調整を含めた作業を心がけています。