
こんにちは!当店ではBMWやMINIのカスタムを得意としており、今回はMINI ハッチバック(F56)にエキサイトメントパッケージを後付装着しましたので、その作業事例をご紹介します。
ライトパッケージも非装備の車両でしたが、1日で作業を完了し、当日中にお客様へご返却するスピーディな施工を実現しました。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 東京都 |
純正エキサイトメントパッケージ後付装着
エキサイトメントパッケージ後付で実現するアンビエントライトの魅力
エキサイトメントパッケージを後付することで、車内の雰囲気が大きく変わります。特にアンビエントライトは夜間ドライブを一層特別なものにし、車内全体にラグジュアリーな印象を与えます。今回は、純正パーツを使用し、次の装備を追加しました:
- フロントルームライトのLED化:電球だったルームライトを本体交換でLED化し、アンビエントライトが優しく発光します。
- フットライトの増設:足元を照らすフットライトを増設。アンビエントライトとの組み合わせで高級感を演出します。
- センターコンソールライトの増設:センターコンソールにもアンビエントライトを増設し、夜間でも視認性とデザイン性を向上させます。
- ドア内張のアンビエントライト:ドアインナーハンドルとドアポケット部分にアンビエントライトを追加し、統一感のある室内空間を実現。
- ロゴカーテシーライトの装着:MINI純正パーツのロゴカーテシーライトを装備し、ドア開閉時にMINIのロゴが地面に投影されます。
- LCI2モデル採用のドア装飾パネルライト:LCI2モデルで採用されているアンビエントライト付きドア装飾パネルも増設しました。
取り付け作業の詳細と動作チェック
まずはインテリアライト類の現状確認です。
エキサイトメントパッケージやライトパッケージが装備されていない車両は、ルームライトが電球でアンビエントライトは存在しません。

フットライトやカーテシーライトも存在していません。


そのような状態からエキサイトメントパッケージを後付装着するためには大規模な配線作業が伴ないます。
特にドア取り付け部のヒンジ部分に配線をターミナル端子へ変換して接続しているのがポイントです。


配線をターミナル端子へ変換していることでドア脱着時などで作業が容易になります。
また標準装着のようなスマートな仕上がりにもなります。
1. フロントルームライトのLED化
フロントルームライト本体を純正LEDライトに交換します。単なるバルブ交換ではなく、ユニットごと交換することでアンビエントライト機能も同時に追加。点灯確認を行い、正常な発光を確認しました。
・ドア開閉時にLEDルームライトユニットの3か所が点灯します。

・トグルスイッチを操作することで左右の読書灯を個別に発光できます。


・ルームライトが消灯しているときはアンビエントライトが発光します。もちろんお好みのカラーへ変更できます。




2. フットライトおよびセンターコンソールライトの増設
車内配線を純正配線図に基づき丁寧に引き回し。フットライトとセンターコンソールライトを接続し、ライトの調光やドア開閉時の連動動作も問題なく確認しました。
・ドア開閉時にLEDフットライトユニットが点灯します。


・フットライトが消灯しているときはアンビエントライトが発光します。ルームライトのアンビエントライトと連動してお好みのカラーへ変更できます。








・センターコンソールのライトはアンビエントライト発光します。




3. ドア内張アンビエントライトの追加
ドア内張を分解し、インナーハンドルとドアポケット部にLEDライトを設置。ドア開閉時やライトON/OFF時の動作テストを行い、正常に発光することを確認しました。
・ドア内張のインナーハンドル及びドアポケットでアンビエントライトが発光します。



4. ロゴカーテシーライトの装着
純正ロゴカーテシーライトを取り付け。ドア開閉時にMINIのロゴが地面に美しく映し出されることを確認しました。
・ドア内張にカーテシーライト用の穴あけ加工を行ない、カーテシーライトを取り付けてます。


・今回はLEDカーテシーライトユニットではなくミニ純正パーツのロゴが照射するカーテシーライトユニットをお選びいただきました。




5. 最終動作確認
全てのライトが正常に動作するか、ドア連動・ライト調光機能が問題なく作動するかを入念にチェック。エラーコードもスキャンし、異常なしを確認して作業完了です。
エキサイトメントパッケージ後付で得られるメリット
- 車内の高級感アップ:アンビエントライトが車内を優しく照らし、夜間ドライブがより特別な時間に。
- 実用性の向上:フットライトやカーテシーライトが足元や乗降時を明るくし、利便性もアップ。
- 純正品質の安心感:すべてMINI純正パーツを使用しているため、フィッティングや品質も安心です。
まとめ:1日で完了するスピーディな施工
今回の作業は1日で完了し、ご来店いただいた当日にお車をお返しすることができました。
ご来店当日に作業が完了できているポイント
- エキサイトメントパッケージ用のレトロフィットハーネスをライコウ独自で製作してスムーズな作業。
- ライコウ独自に制作している作業マニュアルを元に、止まることのない効率的な取り付け作業。
- 培ったスキルや経験値により、作業注意点などを把握できている。
スピーディでありながら、純正クオリティを損なわない丁寧な施工を心がけております。
MINI ハッチバック(F56)のエキサイトメントパッケージ後付をお考えの方は、ぜひ当店にご相談ください!
純正ドア内張り装飾パネルアンビエントライト後付装着
ドア内張りアンビエントライト
ドア内張りの装飾パネルに沿って発光するアンビエントライト。
2021年3月製造以降のMINIメーカーオプション装備の周囲ライト装着車には標準装備。
それ以前の車両では殆ど見かけることは皆無な装備です。







ドア内張装飾パネルにアンビエントライトを増設することで、夜間のドライブがより一層楽しく、車内の雰囲気が格段に向上します。
アンビエントライト対応装飾パネルへの交換手順
まず、既存のドア内張装飾パネルを取り外し、アンビエントライト対応の新しい装飾パネルと交換します。
この際、正確な配線作業が必要となり、プロの技術が求められます。
新しいパネルは、ドア全体に沿って美しく発光し、車内に洗練された雰囲気をもたらします。














取り付けと動作確認の詳細
取り付け作業では、まずドアパネルを慎重に取り外し、新しいアンビエントライト対応パネルを正確に配置します。
その後、車両の電源システムと適切に接続し、配線を整えます。
最後に、ライトの点灯を確認し、色や明るさの調整を行います。
このプロセスにより、ドアパネルに沿って均一で魅力的な光が放たれ、車内の雰囲気が一新されます。
アンビエントライトのカラー設定は、車両の設定メニューから簡単に変更可能で、ドライバーの好みに合わせて多彩な色合いを楽しむことができます。
このカスタマイズにより、ミニ ハッチバック(F56)の内装がより魅力的になり、夜間のドライブが一層楽しくなることでしょう。
後付装着しているドライビングモード有効化
機能が消失しているドライビングモードを有効化
回転リングのドライビングモードスイッチが装着されているものの動作しないドライビングモード機能をコーディングで有効化します。










コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
ナビゲーションシステムのスピードロック解除
走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。

デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。

デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。

後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。

エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。

自動時刻設定メニュー項目追加
日付と時刻のメニューに自動時刻設定項目を追加します。
自動時刻設定をON/OFF切り替えできます。

コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。