MINI F54 クラブマン ID6デザイン化+CarPlayフルスクリーン化

MINI クラブマン ID6デザイン化とCarPlayフルスクリーン化を施工。プログラミングしてHMIバージョンアップすることで最新UIを実現しました。

車両情報

車種	ミニクラブマン(F54) LCI クーパーS(COOPERS)
初年度登録	2020年
都道府県	東京都

ヘッドユニットをプログラミングしてHMIバージョンアップ

今回ご入庫いただいたのは、2020年式のミニクラブマン（F54 LCI クーパーS）。
東京都からお越しいただき、Apple CarPlayのフルスクリーン化とヘッドユニットデザインのID6化をご依頼いただきました。
実はこのお車、新車製造時からApple CarPlayが有効化されていますが、画面表示は2/3サイズのままでした。
地図アプリを利用する際、どうしても表示領域が小さく感じてしまうのが難点です。

そこでまず必要になるのが、ヘッドユニットのHMIバージョンアップです。
単にコーディングでフルスクリーン表示を設定しても、HMIバージョンが古いままでは機能しません。
私たちライコウでは、コーディングで使用している専用ツールを活用し、ヘッドユニット単独のプログラミングを実施します。

プログラムデータはBMW/MINI専用診断機（ISTA）の正規データを利用。
さらに、施工中は車両に安定した電圧を供給するため、安定化電源を接続して作業を進めます。
プログラミングはおよそ1時間半。
完了後、HMIバージョンが最新化され、フルスクリーン表示に対応できる環境が整いました。

なお、ディーラーで行われる全制御ユニット一括のプログラミングとは異なり、ライコウではヘッドユニット単独で処理を行うため、短時間かつリスクを最小限に抑えた施工が可能です。
作業後は専用診断機でエラーチェックを行い、車両の状態を万全に確認してから納車いたします。

→ 関連作業事例はAppleCarPlay後付施工ブログをご覧ください。

カープレイのフルスクリーン化

HMIバージョンアップだけでは、CarPlayはまだ2/3画面のままです。
ここで必要となるのがコーディング施工。
フルスクリーン化のコーディングを施すことで、CarPlayが画面全体に広がり、より快適な操作性を実現します。

特に地図アプリ（Google MapsやApple純正マップ）を使用する際には、広い表示領域が確保されることで視認性が大幅に向上します。
周囲の道路状況やルート案内が拡大表示され、運転中の安全性向上にもつながります。
また、メッセージ通知や音楽アプリなども全画面で扱えるため、まるで純正ナビが進化したかのような感覚を得られます。

コーディング作業は、ライコウ独自の専用ツールを用いて行うため、ディーラーの診断機では対応不可能な内容です。
また、プログラミングによって一度内容がリセットされる場合もありますが、ライコウでは初回再施工を無償対応していますのでご安心ください。

多くのお客様から「これまでと別次元の快適さになった」とご好評をいただいているメニューの一つで、特に長距離ドライブや出張が多い方におすすめの施工です。

→ コーディング可能項目はこちらの一覧表からもご確認いただけます。

ヘッドユニットデザインをID6化

最後に施工したのが、ヘッドユニットのデザイン変更です。
HMIバージョンが上がることで、従来のID5（円形メニュー表示）から、ID6（横並びメニュー表示）へ変更できるようになります。

このデザイン変更をコーディングで適用すると、インターフェースが一新され、より直感的でモダンな操作感に生まれ変わります。
横並びのアイコン表示により、アプリや機能の切り替えがスムーズになり、視認性も向上。
ユーザーインターフェースの刷新は、日常的に操作する画面だからこそ大きな価値を感じていただけるポイントです。