前期モデルの車両へLCIモデルのユニオンジャックテールライトやLCI2モデルのサイドフラッシャーを取り付けました。
いずれもミニ純正部品を装着しています。
マイナーチェンジなどで仕様変更されたパーツを取り付けて車両は大きく進化しました。
作業の途中に電球仕様ではあるあるのコネクター溶解を発見!
キッチリとリペアして、バッチリな状態に仕上げました。
ミニ専門店のライコウでは、ただ単に部品を取り付けるだけでなく、おクルマの状態も確認しながら作業しています。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F55 ) クーパーSD ( COOPERSD ) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 和歌山県 |
LCIモデル用純正ユニオンジャックテールライト後付装着 & バックライト用LEDバルブ装着
ユニオンジャックのデザインで発光するLCIモデルのテールライト
2018年3月製造のマイナーチェンジで採用されたユニオンジャックテールライト。
前期モデルのテールライトから大幅にイメージチェンジできます。
まずは、前期モデルのテールライトの点灯パターンを見てみます。
前期モデルへLCIモデルのユニオンジャックテールライトを後付装着するためには、配線処理とコーディング施工が必須です。
正しい配線処理とコーディング施工で、LCIモデルと同様にユニオンジャックテールライトが動作してくれます。
ユニオンジャックテールライトへの交換作業
ユニオンジャックテールライトへの交換作業時に不具合を発見っ。
車両側のテールライトと接続するコネクターが溶けてます。
コネクターのアース端子部分が熱で溶けて大変危険な状態でした(;'∀')
装着していたテールライトを確認しても同様に溶けています。
電球仕様のテールライトが装着されているミニでは時々見かける現象です。
ブレーキライト&ウインカー&バックライトには電球が取り付けられていますので、大きな電流が流れます。
そのマイナス側が一つにまとまってますのでアース端子にはすべての電気が流れてきます。
その電気によって端子や配線が発熱して溶けてしまったんです。
このまま放置しているとショート(短絡)の可能性がありますし、最悪の場合車両火災になりかねません。
ミニ純正部品でコネクター部分のリペアを行ないます。
それからユニオンジャックテールライトを車両へ取り付けます。
ライト点灯でユニオンジャック部分が発光
ライトを点灯させた際にはユニオンジャックデザインで発光します。
ウインカーは中央部分が横一文字で発光
ウインカー動作時は中央部分で横一文字に発光します。
ブレーキ点灯は内側が縦一文字に発光
ブレーキライトの点灯時はテールライト内側が縦一文字に発光します。
バックライトは従来と同じ部分が発光
バックライトは前期モデルと同じ部分が発光します。
バックライトだけは電球になっています。
バックライトはS25バルブ用のLEDホワイトバルブが適合いたします。
インパクト大な純正ユニオンジャックテールライト
従来のテールライトの発光とはかなり雰囲気が変わりました。
社外テールライトを装着しているかのような大胆なデザインです。
そのため、リアビューのインパクトはかなり高くなりました。
もちろん、ミニ純正部品を取り付けています。
テールライト側面の【MINI】ロゴがミニ純正部品の証です。
ミニ専門店のライコウでは、ディーラー作業でLCIテールを装着されている配線処理およびプログラミングされてもLCIテールライト設定が消えないコーディング施工で装着させていただきます。また、プログラミングとは異なる手法でコーディング施工させていただきますので、LCIテールライト装着時に他のコーディング施工が行なわれていても、そのコーディング内容が消えてしまうことはありませんのでご安心ください。
ミニ ハッチバック ( F55 / F56 )およびミニ コンバーチブル ( F57 )へのLCIモデル用純正ユニオンジャックテールライト後付装着は500台オーバーの実績を誇っています。
LCI2モデル用純正サイドフラッシャー装着
LCI2モデル用純正サイドフラッシャー
2021年3月製造からマイナーチェンジされたLCI2モデル用の純正サイドフラッシャーを装着させていただきました。
おクルマがミニ ハッチバック(F56) JCWですのでチリレッド&John Cooper WorksエンブレムのJCW用の純正サイドフラッシャーをご用意。
前期&LCIモデルのサイドフラッシャーは電球タイプですが、LCI2モデル用のサイドフラッシャーはLED化されています。
純正サイドフラッシャーはメーカーが用意するサイドスカットルに着せ替え出来ます。
歯切れの良いウインカー点滅が実現します。
サイドフラッシャー装着に当たり、球切れチェックキャンセルのコーディング施工を行なっております。
前期モデルと全く異なったデザインでしっかりとした造りのサイドフラッシャー。
ジョンクーパーワークスタイプ、クーパーSタイプ、ノーマルタイプがラインナップされています。
RAIKO製テールライトモジュール装着
ユニオンジャックテールをブレーキライト時も点灯させるRAIKO製テールライトモジュール
ミニ ハッチバック ( F55 / F56 ) / ミニ コンバーチブル ( F57 )のLCIモデル用ユニオンジャックテールライトは、ブレーキライト点灯時はテールライト内側が縦一文字に発光します。
ミニ ハッチバック ( F56 )のジョンクーパーワークス ( John Cooper Works )にテールライトモジュールを取り付けてユニオンジャック部分がブレーキライトとして点灯します。
RAIKO製テールライトモジュールにはON/OFF切替スイッチがありますのでユニオンジャック部分のブレーキライト点灯を手軽にON/OFF切り替えできます。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
USBオーディオにビデオ再生機能追加
ヘッドユニットのUSBオーディオにビデオ再生機能を追加します。
USBビデオ再生機能が標準仕様の車両も存在します。
デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。
デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。
エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。
グリーンモード時アイドリングストップ強制オンの無効化
走行モードをグリーンモードにすると、アイドリングストップが強制的にオンになってしまいます。強制的にオンになってしまう機能を無効化します。
エンジン始動時の走行モードをグリーンモードに設定
エンジン始動時の走行モードをグリーンモードにします。
自動時刻設定メニュー項目追加
日付と時刻のメニューに自動時刻設定項目を追加します。
自動時刻設定をON/OFF切り替えできます。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示追加
ヘッドアップディスプレイ(HUD)にスポーツ表示を追加します。
スポーツ表示はジョンクーパーワークス(JCW)では標準仕様です。
バルブの球切れチェックキャンセル
バルブをLEDに交換した際の球切れチェックキャンセルします。
・サイドウインカー
・バックライト
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。