
MINI F56 クーパーSへ、純正ドライビングモード(SPORT/MID/GREEN)を後付装着。
さらに、a/tack製AVインターフェース+超小型バックカメラで後方視界を確保し、RAIKO製LEDバルブでフロントウインカーをスタイリッシュに。
ディーラーでは対応困難なカスタムを高品質に実現した事例です。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2014年 |
都道府県 | 埼玉県 |
純正ドライビングモード後付装着
ドライビングモード後付装着で走行シーンに応じた楽しさを!
F56前期モデルでは、SPORT/MID/GREENの3つのドライビングモードは一部グレードで標準装備されていません。
そこで今回は、純正ドライビングモードを後付装着いたしました。
📷【ドライビングモードスイッチ装着後のセンターコンソール】

車両の製造時期をもとに、回転リングタイプのスイッチが適合すると判断し、ミニ純正部品を使用。
配線作業を実施後、コーディングで機能を有効化。
これにより、センターコンソールのスイッチ操作で、走行特性を3つのモードで自在に切り替え可能になりました。
📷【回転リングタイプのスイッチ操作】

📷【SPORTモード時のメーター表示】


📷【MIDモード時のメーター表示】


📷【GREENモード時のメーター表示】


SPORTモードではレスポンスが鋭くなり、MIDはバランス型、GREENでは燃費重視のエコなセッティングに。
走行シーンや気分に合わせた選択ができるのが大きな魅力です。
📷【DrivingExcitementやGREEN設定などメニュー追加】



※今回は「ASD(アクティブサウンドデザイン)」は非搭載のまま機能面だけを有効化しています。
※今後ディーラーでプログラム更新が行われる場合には、ASD未搭載構成でもトラブルが起きないよう、ドライビングモードが一時的に無効化される設定を行なっております。
超小型バックカメラ装着
純正モニターにスマート表示!超小型バックカメラで後方視界も安心
こちらのお車にはバックカメラが未装備でしたので、安全性向上のために、社外製の超小型バックカメラを後付装着しました。
📷【バックカメラ装着後のトランクリッドグリップ】



カメラはトランクリッドグリップに穴を開けて埋め込み。
使用したのはa/tack製AVインターフェース(AT-VEM418P)で、シフトをリバースに入れると純正ディスプレイに自動で映像が表示されます。
📷【バックカメラ映像表示中の純正ディスプレイ】



表示されるのは動的パスライン(ステアリング連動)付きの後方映像。
「どの方向に下がるか」が一目でわかるので、狭い駐車場でも安心して操作可能です。
画質も鮮明で、昼夜問わずしっかりと後方視界をサポート。
バックカメラは2024年11月以降に発売される新車では義務化されるほど重要な装備ですので、後付装着の価値は非常に高いといえます。
※AVインターフェースにはナビキャンセル機能も備わっており、走行中でもナビの操作が可能になります。
RAIKO製のフロントウインカー用LEDバルブ装着
RAIKO製LEDバルブでウインカーをスタイリッシュに進化!
F56前期モデルのフロントウインカーには、PW24Wという特殊な電球バルブが採用されています。
これをRAIKO製のフロントウインカー用LEDバルブへ交換し、視認性とスタイルを向上させました。
📷【LEDウインカー点灯中のヘッドライト】


交換後はコーディングにより球切れチェックキャンセルを施工済み。
点滅速度は純正と同様ですが、LED特有のシャープで歯切れのよい点滅が印象的です。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
リーガルディスクレーマー非表示設定
ヘッドユニット起動時にディスプレイに表示される走行に関する注意画面(リーガルディスクレーマー)を非表示にします。
デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。

デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。

ドアオープン時のパワーウインドウ操作のワンタッチクローズ有効化
ドアオープン時、パワーウインドウ操作のワンタッチオープンは機能しますが、ワンタッチクローズは動作しません。ワンタッチクローズ機能を有効化します。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。

ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。

エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。

グリーンモード時アイドリングストップ強制オンの無効化
走行モードをグリーンモードにすると、アイドリングストップが強制的にオンになってしまいます。強制的にオンになってしまう機能を無効化します。
ウェルカムライトの点灯パターン変更
ウェルカムライトの点灯パターン変更します。
・ヘッドライト消灯
・フォグライト点灯
・フロントウインカー点灯
・サイドウインカー点灯
・リアウインカー点灯



シートベルト非装着時の警告音無効化
シートベルトが非装着の状態で発する警告音を無効化します。
メーターパネル内の警告灯は点灯します。

エンジン停止時に走行モード状態の前回記憶
エンジン停止時に走行モード状態を記憶して、次回エンジン始動時に記憶した走行モード状態になります。
自動時刻設定メニュー項目追加
日付と時刻のメニューに自動時刻設定項目を追加します。
自動時刻設定をON/OFF切り替えできます。

エンジン停止後ドアオープンでディスプレイ表示オフ設定
エンジン停止後にドアを開けることでディスプレイ表示をオフにします。
フォグライトのコーナーリング機能有効化
フォグライトがコーナーリングライトとして発光します。
ライトスイッチが【AUTO】でヘッドライト点灯時にステアリングを左右に切るまたはウインカー動作時にその方向のフォグライトが点灯します。

エンジン稼働中のドアロックホーン無効化
エンジンが掛かっている状態でキーレスリモコンやコンフォートアクセスでドアロックするとホーンが2回鳴ります。ドアロックしてもホーンは鳴らなくなります。
走行モードにSPORT+ ( スポーツプラス ) モード有効化
走行モードにSPORT+ ( スポーツプラス ) モードを追加します。

バルブの球切れチェックキャンセル
バルブをLEDに交換した際の球切れチェックキャンセルします。
・フロントウインカー
・サイドウインカー
・リアウインカー
・バックライト
・ブレーキライト
・リアフォグライト
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。
まとめ:ライコウの熟練技術で純正カスタムも安心!
今回ご紹介したようなドライビングモードやバックカメラの後付装着、LED化やコーディング施工は、
ディーラーでは対応できない、または断られるケースも少なくありません。
ライコウでは車両ごとの仕様や構成を丁寧に診断・判断し、純正然とした仕上がりで施工を行なっています。
MINIをより快適に、そして安心・安全に楽しんでいただくためのカスタマイズ、ぜひお任せください!