
MINI F56 車両動き出し注意 警告発生。ギアセレクタースイッチ内部のバネ破損を部品交換で修理。1時間・低コストで完治!


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) クーパーSD(COOPERSD) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 神奈川県 |
【1. ギアセレクタースイッチボックス修理作業】
神奈川県内からご来店いただいたF56 クーパーSD。
メーターパネルに「車両動き出し注意」の警告メッセージが表示されてしまうとのご相談です。



専用診断機(ISTA)でチェックすると、「セレクターレバーに異常がありPレンジでロックされていない」というエラーを記録。
これは、シフトレバーをPに入れているにもかかわらず、車両側が「Pに入っていない」と誤認識している状態で、ギアセレクタースイッチボックス内部の機械的故障が原因です。

本来であればディーラーではアッセンブリー交換(15〜18万円/一泊二日)対応となりますが、ライコウでは内部のバネを交換して修理します。
バネは金属疲労で折れ曲がっており、これがポジション認識エラーの直接的原因。
新品のバネに交換することで、正常なポジション認識が復帰します。



交換作業は、センターコンソールや内装パネルを取り外してスイッチボックスにアクセス。
作業時間は約1時間程度で完了し、交換後はエラーも消去され、シフト操作もスムーズに。



単純ながらも車両の安全制御に関わる重要部分のため、熟練した技術と診断力が求められる修理です。
ライコウでは同症状の修理実績を多く持ち、短時間・低コストで確実に改善できる体制を整えています。
【2. ディーラー交換との違いとライコウの修理メリット】
同症状はBMW・MINIのF系でよく見られるトラブルで、特に年数の経過したF55/F56/F57、F45/F46、F48などに多く発生します。
「車両動き出し注意」や「車両を固定する」といった警告は車検に通らないため、車検前にご相談いただくケースが増えています。
ディーラーではスイッチボックス全体を交換するしかなく、部品代と工賃を含めると15〜18万円と高額になります。
また、部品取り寄せやプログラム設定が必要なため、1〜2日間の預かり作業となります。
一方ライコウでは、故障部位(内部バネ)をピンポイントで交換するため、
- 作業時間:約1時間
- 修理費用:ディーラーの約1/3
で対応可能です。
さらに、BMW/MINI専用診断機「ISTA」を用いたエラーチェックと消去も実施。
修理後は再発防止のための動作確認も行い、即日お渡しが可能です。


このように、ライコウでは「ディーラーでは交換しかない」と言われるトラブルを再利用・修理のアプローチで解決しています。
【3. 作業の流れと注意事項】
- 診断機によるエラー内容確認(ISTA使用)
- センターコンソールおよび内装トリム脱着
- ギアセレクタースイッチボックス取り外し
- 内部の金属バネを新品に交換
- 作動確認およびエラー消去
- 内装復旧・最終チェック
作業中は車両を完全に固定して行うため、誤作動や安全上のリスクもありません。
また、メカニカルな修理であるため、コーディング施工や電子部品交換は不要です。
ただし、他の電装系修理やAppleCarPlay有効化、コーディング施工を同時に行う場合は専用ツールを使用します。
ライコウではBMW/MINI専用設備を常設し、プログラム変更やエラーログ管理も可能です。
【4. まとめ:トラブルを放置せず、早めの修理を】
「車両動き出し注意」の警告が出ている状態では、車検に通らない可能性があります。
また、シフトレバー操作に不具合があると、最悪の場合は駐車中の車両が動き出す危険も。
ライコウでは、こうした安全性に直結する故障を短時間・低コストで修理可能です。
部品は常時在庫しておりますので、突然の警告にも即日対応いたします。
同様のトラブルでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
👉 関連ページはこちら:
🔗 「車両動き出し注意」修理ブログページ
【強調ポイント】
- 「車両動き出し注意」の警告は車検に通らない内容
- ライコウではアッセンブリー交換ではなく部品交換修理で対応
- 費用は1/3・作業時間は約1時間で完了可能