
ミニ F57 カープレイ フルスクリーン表示のためにヘッドユニットをプログラミングしHMIバージョンを更新。CarPlayをフルスクリーン化で再有効化しました。


車両情報
| 車種 | ミニ コンバーチブル(F57) LCI クーパーS(COOPERS) | 
| 初年度登録 | 2020年 | 
| 都道府県 | 神奈川県 | 
HMIバージョン更新のためヘッドユニットをプログラミング
すでにCarPlayは有効化済みでしたが、HMIバージョンが条件を満たしておらず、CarPlay画面が2/3表示になっていました。
この状態を解消するため、ヘッドユニットをプログラミングしてHMIバージョンを最新に更新しました。

プログラミング作業時は安定化電源を使用し、車両に一定の電圧を供給した状態で実施。
BMW・MINI専用診断ソフト「ISTA」の最新プログラムデータを使用して再プログラミングを行ないました。


HMIバージョンを2021年3月以降の仕様にすることで、CarPlayのフルスクリーン化やID6デザイン化に対応できます。
作業時間は約1〜1.5時間。通信環境を安定させながら慎重に進めました。

※プログラミング後はヘッドユニット内部のコーディング設定が初期化されるため、必要に応じて再設定も行ないます。
CarPlayをフルスクリーン表示で再有効化
HMIバージョン更新が完了したら、CarPlayを再有効化してコーディング施工を実施。
専用ツールを使用し、「CarPlayフルスクリーン表示」項目を有効化しました。
ナビやマップ、音楽アプリなどが画面いっぱいに広がるようになり、視認性・操作性ともに大幅に向上。
純正のUIデザインに統一感があり、自然なレイアウトで快適に利用できます。




なお、2021年3月以前製造のMINIでは、HMIバージョンを上げただけではフルスクリーン化できず、コーディングによる設定変更が必須です。
このF57も同条件に該当していたため、ライコウ独自の施工で完全対応しました。
作業時間は約30分程度。
すでにCarPlayが有効化済みの車両に限定して実施可能です。
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注意事項と補足情報
- HMIバージョンが2021年3月以前の場合は、まずプログラミングによる更新が必要です。
 - ディーラーで再プログラミングが実施されると、CarPlayやフルスクリーン設定は初期化される可能性があります。
 - CarPlay未有効化車両では、本作業を実施できません。
 - プログラミング中は安定化電源を接続し、電圧低下による通信エラーを防止しています。
 
まとめ
CarPlayフルスクリーン化には、「HMIバージョン更新」+「コーディング施工」の2ステップが欠かせません。
ライコウでは、安全かつ確実に最新状態へ更新し、再有効化まで一貫対応いたします。
純正同等の操作感でCarPlayを最大限に活用したい方は、ぜひライコウへご相談ください。
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