フルスクリーン仕様アップルカープレイ有効化とDMEチューニングをしたいとのご要望からライコウでプログラミング作業を行ないました。というのも3か所のディーラーでプログラミング作業が断られたそうです。何をビビってるのかは意味不明ですがサクッとプログラミングしてフルスクリーン仕様のアップルカープレイを有効化いたしました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) LCI ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works ) |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 東京都 |
ディーラーが難色示すからライコウでプログラミング作業
ディーラーがプログラミン作業をやってくれない!?
東京都内3か所のMINI正規ディーラーへプログラミング作業を依頼されましたが、すべて断られてしまったそうです。
修理の過程でのプログラミング作業は致し方ないけど、それ以外でのプログラミング作業はECU破損などのリスクがあり怖くてできないそうです・・・。
その理由は、ブログで何度も書いてますが昨年のディーゼル車向けリコールでのプログラミングでECUを飛ばしまくったからです。
ECUが飛んでしまう原因は2023年3月から9月くらいまでの診断機のバグだと私は推測してます。
昨年秋くらいからその現象は収まり、問題は解消しているようなのですが、どうしてもその当時の負のリスクを拭いきれていないようですね。
ライコウでプログラミング作業
MINI正規ディーラーがプログラミング作業してくれないのであれば、MINIカスタム専門店のライコウがプログラミング作業します。
ライコウでのプログラミング作業は専用診断機で行なう場合と別のシステムを使って行なう場合があります。
車両の状態を確認して使い分けてます。
早速ミニ ハッチバック ( F56 ) LCI ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works )をプログラミング作業していきます。
フルスクリーン仕様でAppleCarPlay ( アップルカープレイ )を使いたいってことと、DMEチューニングしたいという2点のご要望からプログラミングを行ないます。
ご来店時のHMIバージョンは【 ID5_1903 】となっています。
この状態だとAppleCarPlay ( アップルカープレイ )はフルスクリーン仕様になってくれません。
プログラミング作業は約90分要しましたが、無事にすべてのECUのバージョンが上がってくれました。
HMIバージョンは【 ID5_2403 】になってます。
ヘッドユニットもエンジンコンピューターもバージョンアップされていることが確認できます。
フルスクリーン表示の純正AppleCarPlay ( アップルカープレイ )有効化
BMW & MINIのAppleCarPlay ( アップルカープレイ )
AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) は、iPhoneを車両に接続してiPhoneにインストールされているアプリを操作することが可能です。地図アプリや音楽アプリなどAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) に対応しているアプリが車両の画面に表示されます。
通常、iPhoneを車両に接続するには有線ケーブルを使用するのですが、BMW&MINIはワイヤレス接続になります、ケーブルが必要なく車両と接続してAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) が楽しめます。
BMW&MINIのAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) は、車両製造時にメーカーオプションで組み込まれるか、BMW CONNECTED DRIVEからデジタルサービスを申し込んで車両に組み込む方法が一般的です。
BMW CONNECTED DRIVEにAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) のデジタルサービスが無い場合は認証コード方式でAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストール
お乗りのBMWやMINIのBMW CONNECTED DRIVEにAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) のデジタルサービスが無い場合があります。
その場合は、BMW CONNECTED DRIVEを通じてAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) を愛車にインストールできません。
その代わりに認証コード方式でAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールします。
車両へ認証コードをインストールし、コーディングを行なうことでワイヤレス接続のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) を使用することができるようになります。
認証コード方式のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストール
BMWやMINIでAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) を使用するには、iPhoneと車両をワイヤレス接続します。まずは、Bluetooth接続を行ない、それから自動的にWifi接続へと切り替えてiPhoneと車両が通信を行ないます。
そのため、ヘッドユニットにはWifiアンテナが接続されている必要があります。
ヘッドユニットにWifiアンテナが接続されていない場合は、BMW&MINI純正部品のWifiアンテナを取り付けます。
そして、認証コードのAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールすれば作業は完了です。
認証コード方式のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) 動作チェック
AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) のインストールしますと、AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) のメニューが現れます。
まずは、iPhoneとミニ ハッチバック ( F56 )を新規機器接続でAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) を選択して接続作業を行ないます。
ディスプレイに表示される指示に従ってiPhoneの接続作業を進めます。
無事にiPhoneとミニ ハッチバック ( F56 )が接続できAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) の画面が表示されました。
iPhoneにインストールされているAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) 対応のアプリが表示されます。
地図アプリや音楽アプリの動作チェックを行ないます。
iPhoneの音楽アプリを画面タッチ操作でミュージック再生。
iPhoneの地図アプリもフルスクリーン表示され、見やすくなっています。画面操作での目的地設定はもちろん可能ですが、iPhone内で目的地設定すればリアルタイムでAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) に反映してくれますので、目的地設定がとても容易になります。
ディスプレイにもAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) がメニュー表示され、AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) が標準装備の車両やBMW CONNECTED DRIVEでAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールした車両と同じように操作できます。
Android ( アンドロイド ) のスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring )
認証コード方式でAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールした場合、Android ( アンドロイド ) 端末のスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) も同時インストールできます。
Android ( アンドロイド ) 端末の画面をiDrive画面にそのまま映し出す機能です。
Android ( アンドロイド ) 端末によってスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) の接続方法は異なります。
ライコウでは、HUAWEI ( ファーウェイ ) 製のAndroid ( アンドロイド ) タブレットを使って動作チェックを行なっています。
Webブラウザを表示させたり、YouTube動画を表示させたりできます。
なお、Android ( アンドロイド ) のスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) はAndroid ( アンドロイド ) 端末画面をiDrive画面へ表示させるだけですので、iDrive画面のタッチ操作はできません。
また、Android ( アンドロイド ) のスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) は、Android ( アンドロイド ) 端末との相性問題があります。
Android ( アンドロイド ) 端末の種類が非常に多く把握しきれていませんが、第5世代ヘッドユニット ID5 / 第6世代ヘッドユニット ID6では国産のAndroid ( アンドロイド ) 端末ではスクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) できないようです。
HUAWEI ( ファーウェイ ) やGalaxy ( ギャラクシー ) など海外生産のAndroid ( アンドロイド ) 端末では、スクリーンミラーリング ( Screen Mirroring ) の動作確認ができています。
認証コード方式のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) の注意事項
認証コード方式のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールした場合の注意事項をお知らせいたします。
通常AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をご使用いただくに当たっては何ら問題はありませんが、ディーラー修理でヘッドユニットのプログラミング作業が実施されてしまった場合、AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) の機能が消えてしまうと同時に、純正ナビゲーションが使えなくなってしまうケースがございます。
その場合、MINIカスタム専門店のライコウへ車両を持ってきていただければ、AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) と純正ナビゲーションの機能を無償サービスで復活させていただいてますのでご安心ください。
無償サービスは、MINIカスタム専門店のライコウでAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールさせていただいたお客様の車両に限ります。
MINIカスタム専門店のライコウ以外でAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) をインストールさた車両のAppleCarPlay ( アップルカープレイ ) 復活や純正ナビゲーション復活など、有償サービスとはなりますが、お客様のご要望に応じて各種サービスをご用意しています。
- AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) の再インストール
- 純正ナビゲーションの復活
- AppleCarPlay ( アップルカープレイ ) の完全消去
など、BMWやMINIディーラーで対応しきれない作業もMINIカスタム専門店のライコウは可能です。BMWやMINIディーラーでの作業後のヘッドユニット不動などのトラブルはMINIカスタム専門店のライコウにお任せください。
LCI2モデル用純正サイドフラッシャー装着
LCI2モデル用純正サイドフラッシャー
2021年3月製造からマイナーチェンジされたLCI2モデル用の純正サイドフラッシャーを装着させていただきました。
前期&LCIモデルのサイドフラッシャーは電球タイプですが、LCI2モデル用のサイドフラッシャーはLED化されています。
純正サイドフラッシャーはメーカーが用意するサイドスカットルに着せ替え出来ます。
歯切れの良いウインカー点滅が実現します。
サイドフラッシャー装着に当たり、球切れチェックキャンセルのコーディング施工を行なっております。
前期モデルと全く異なったデザインでしっかりとした造りのサイドフラッシャー。
ジョンクーパーワークスタイプ、クーパーSタイプ、ノーマルタイプがラインナップされています。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
リーガルディスクレーマー非表示設定
ヘッドユニット起動時にディスプレイに表示される走行に関する注意画面(リーガルディスクレーマー)を非表示にします。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。
自動時刻設定メニュー項目追加
日付と時刻のメニューに自動時刻設定項目を追加します。
自動時刻設定をON/OFF切り替えできます。
アクティブクルーズコントロール(ACC)の動作上限速度変更
アクティブクルーズコントロール(ACC)は時速140km/hまで動作します。動作する上限速度を変更します。
ゴング音のテーマ変更
エンジン始動時や後退時などでゴング音が鳴ります。
ゴング音のテーマを変更します。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示にシフトポジション表示有効化
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示にシフトポジションが表示します。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。