
MINI クロスオーバー F60 ナビゲーションシステム起動中 のまま進まない不具合を点検。EVO2 ID5ヘッドユニット内部故障を診断し、純正中古交換で対応します。
車両情報
| 車種 | ミニ クロスオーバー(F60) クーパーD(COOPERD) |
| 初年度登録 | 2018年 |
| 都道府県 | 神奈川県 |
ヘッドユニットは起動するがナビが使えない症状
お客様からは、
- ナビゲーションが「ナビゲーションシステム起動中」のまま進まない
- Bluetoothでスマートフォンを接続しても音楽が再生されない
- USBオーディオが認識しない
- 音楽ライブラリが「お待ちください」のまま
といった症状が出ているとのことでご相談をいただきました。
現車を確認すると、第5世代ヘッドユニット(EVO2 ID5)は起動自体はしており、
- ラジオ受信
- バックカメラ映像表示
といった一部機能は正常に動作しています。


しかし「MAP」ボタンを押すと、「ナビゲーションシステム起動中」表示のまま停止し、地図画面へ遷移しません。

また、Bluetooth設定画面は表示されるものの音楽再生は行われず、USBオーディオも認識しない状態でした。




専用診断機ISTAによる車両診断結果
ライコウでは、目視確認と動作チェックに加えて専用診断機(ISTA)による車両診断を必ず行ないます。
今回の診断結果では、
HU-H:コントロールユニット内部故障(ハードディスクドライブ)
というエラーコードを記録していました。

これは、ヘッドユニット内部に搭載されている記憶媒体(HDD)の不具合を示すエラーです。
ナビゲーションデータやBluetooth、USBオーディオなどはこの記憶領域へアクセスできないと正常に動作しません。
そのため、
- ナビが起動しない
- BluetoothやUSBだけが使えない
- それ以外の機能は一見正常
といった、分かりにくい症状が発生します。
点検結果と今後の対応について
今回のケースでは、ヘッドユニット内部の一部が故障していると判断し、純正中古ヘッドユニットへ交換対応することになりました。
新品ヘッドユニットは非常に高額なため、状態を厳選した純正中古品を使用することで、修理費用を抑えつつ現実的な修復が可能です。
次回ご来店までの事前準備作業
次回の作業をスムーズに行なうため、ご来店までに以下の事前準備を進めます。
- 純正中古ヘッドユニットの手配
- 車台番号(VIN)の書き換え
- 必要なプログラミング・初期設定
これらを事前に完了させることで、当日はヘッドユニット交換と最終動作確認のみで作業完了となります。
注意事項・同様の症状でお困りの方へ
今回のような
- 「ナビゲーションシステム起動中」で止まる
- BluetoothやUSBだけが使えない
といった症状は、設定やコーディング不良ではなく、ヘッドユニット内部故障が原因の場合も少なくありません。
専用診断機のエラーチェックだけでなく、実際の動作確認を行なわないと原因を見誤るケースもあります。
安易に初期化や再プログラミングを繰り返すと、症状が悪化する可能性もありますので、違和感を感じた時点での点検をおすすめします。
まとめ
- EVO2 ID5ヘッドユニットでも内部故障は発生する
- ナビ・Bluetooth・USBが同時に使えない場合は要注意
- 専用診断機+現車確認で原因特定が重要
- 純正中古ヘッドユニット交換という選択肢も有効
同様の症状でお困りの方は、お気軽にライコウまでご相談ください。
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