MINI JCW F56 アームドフラッシャー＆USサイドマーカー復旧＋地デジ復旧作業

ディーラーで撤去された社外パーツをライコウが完全復旧。MINI JCW F56 アームドフラッシャーや地デジ映像を再構築し、HDMI入力も追加。

ミニハッチバック(F56) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)

車両情報

車種	ミニハッチバック(F56) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)
初年度登録	2018年
都道府県	神奈川県

ミニ F56 JCW｜撤去された社外パーツをライコウが丁寧に復旧！

神奈川県内からご来店。
車両不調のためディーラーへ入庫された際、原因追及の一環として社外パーツがすべて撤去されてしまったとのこと。
調査の結果、故障原因は「エンジンスターター本体」でしたが、その他のパーツ（アームドフラッシャー・USサイドマーカー・地デジチューナー）もすべて外されてしまっていました。

今回のご依頼は、それら撤去された社外パーツの復旧作業です。
まずはどのような状態で撤去されているかを確認し、配線経路を整理したうえで一つひとつ確実に復旧していきます。

アームドフラッシャーの復旧と「セキュリティライトプラス」への移行

最初にアームドフラッシャーの復旧作業から着手しました。
この装置はルームミラー下部のライトをドアロックと連動して点滅発光させる防犯機能を持つ商品です。

撤去状態を確認すると、ルームミラー付け根の追加端子が外され、BDC_BODY側の配線が切断されている状況でした。
残されていた導線を丁寧に再接続し、テスターで通電確認を行ったうえで、正常にドアロック時の点滅発光を復活させることができました。

💡 重要ポイント
ライコウでは、2025年より「セキュリティライトプラス」へ完全移行して取付を行なっています。
👉 セキュリティライトプラス施工事例一覧

従来のアームドフラッシャーは点滅のみを行う製品でしたが、セキュリティライトプラスは「純正のように動作する後付システム」をコンセプトに開発。
長年の車両解析データと施工ノウハウをもとに、純正アラーム未装着車でも夜間の防犯効果を最大限に高めるよう設計されています。

点灯タイミングや減光時間、純正ライトとの整合性など、細部まで調整を重ねた結果、純正同等の自然な動作を実現しています。

USサイドマーカーの復旧作業｜ディーラー施工との差

次にUSサイドマーカーの復旧です。
撤去の仕方は車両ごとに異なり、ディーラーやメカニックの判断によって作業品質にも差が出やすい部分です。

確認してみると、今回の車両ではサイドマーカー本体からコネクターが抜かれ、防水処理が施されていました。
BDC_BODYからは配線が切断されていたものの、配線経路や絶縁処理が丁寧に行われており、車両保護を意識した対応がされていました。

💡 重要ポイント（強調）
撤去作業と一言でまとめると同じなのですが、ディーラーによってなのか、メカニックによってなのか、それは不明ですが、作業の丁寧さは大きく異なります。
今回のディーラーでの作業としては、「お客様の車両だ」という認識を持って、丁寧に撤去作業が行われたと感じられました。

配線再接続を行い、左右ともにサイドマーカー点灯が復旧。

ライコウ製USサイドマーカー用LEDライトユニットを装着されていますので、マーカーが全面発光しています。

地デジチューナー復旧とAVインターフェース再構築

最後に、パイオニア製地デジチューナーの映像復旧です。
地デジチューナーの映像を純正モニターに表示するには「AVインターフェース」が必要ですが、車両内を確認したところ、AVインターフェース本体が撤去されている状態でした。

お客様から「もう一度テレビが見たい」とのご要望をいただき、
新たに a/tack製 AVインターフェース【AT-VEM6000HU】 を装着しました。
🔗 a/tack公式製品ページはこちら

このAVインターフェースはMINI F系 ID5/ID6に対応しており、純正モニター上で外部映像を美しく再生可能。
さらに本体にはHDMI入力が標準装備されているため、HDMI映像入力キットも併せて装着。
Amazon Fire TV Stickを接続し、Prime Videoが正常に再生されることを確認しました。