MINI JCW F60 パドルシフトをマグネット式へ交換&ハブエクステンション&レーダー探知機装着

MINI クロスオーバー F60 パドルシフトをマグネティックへ・ユピテルZK3100・iiDハブエクステンションを装着。デイライト輝度70%化で安全性向上。

ミニ クロスオーバー(F60) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)
ミニ クロスオーバー(F60) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)

車両情報

車種ミニ クロスオーバー(F60) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)
初年度登録2023年
都道府県東京都

ミニ クロスオーバー(F60 JCW)にマグネティックパドルシフト装着

東京都よりご来店いただいたお客様のMINI クロスオーバー(F60 JCW・2023年式 LCI)に、マグネティックパドルシフトを装着いたしました。
今回のお客様は以前より何度もライコウをご利用いただいているリピーター様。
先日ご来店いただいた際に、代車でお出かけされたところ、その代車にマグネティックパドルシフトが装着されており、その心地よい操作感に感動されたとのことでした。
「この感触を自分の車にも」とのご希望をいただき、今回の装着となりました。

マグネティックパドルシフトは、従来の純正パドルシフトと構造が異なります。
純正パドルはバネの反発力を利用してクリック感を生み出しますが、マグネティックパドルは磁石の反発力を利用して、より明確なクリックフィーリングを実現。
操作時には「パチッ」と歯切れのよい音とともに指先に確かな手応えが伝わります。
シフトアップやシフトダウンの動作がよりダイレクトになり、ドライビングそのものが楽しくなるのが特徴です。

MINI JCW F60 パドルシフトをマグネット式へ交換
MINI JCW F60 パドルシフトをマグネット式へ交換
MINI JCW F60 パドルシフトをマグネット式へ交換

今回装着したマグネティックパドルは、アルミニウム削り出しボディにブラックアルマイト処理が施された高品質な製品。
精密な加工により仕上げられており、見た目にも高級感が漂います。
パドルのサイズや形状も純正よりやや大きく、手の小さな方でも扱いやすい設計です。
もちろん装着は純正交換タイプのため、ハンドル側の加工は不要。
純正品質を保ちながら、ワンランク上の操作性を手に入れることができます。

アルミニウム削り出しボディにブラックアルマイト処理が施された高品質な製品
アルミニウム削り出しボディにブラックアルマイト処理が施された高品質な製品
アルミニウム削り出しボディにブラックアルマイト処理が施された高品質な製品

お客様も施工後に試乗され、「指先の動きにしっかり反応してくれる」「純正とは別物のフィーリング」と大変満足いただけました。
このように、ライコウでは“代車体験をきっかけに導入を決めていただける”ケースも多く、体感から始まるカスタム提案を心がけています。

パドルシフトが装着されていない車両においても、純正パドルシフト機能を有効化して、マグネティックパドルを装着することが可能です。
メーカーオプション装備のパドルシフト機能を有効化して後付装着している事例は400件以上の施工事例ブログをご覧ください。
https://raikopower.com/category/blog/maker_option/paddle/

ユピテル ZK3100|指定店モデルのレーザー/レーダー探知機を装着

続いて装着したのは、ユピテルの指定店専用モデル「ZK3100」。
最新のレーザー式オービスに対応した高性能レーザー/レーダー探知機です。
本体とアンテナが分離したセパレートタイプの設計で、フロントウインドウ上部に美しく収まるスマートなレイアウトが実現しました。
アンテナは助手席側、ディスプレイ部は運転席側の上部に取り付け、運転視界を邪魔せず自然な装着位置を確保しています。

指定店モデルのレーザー/レーダー探知機を装着
指定店モデルのレーザー/レーダー探知機を装着
指定店モデルのレーザー/レーダー探知機を装着

ZK3100はユピテルが誇る「レーザー探知性能」「高精度GPSデータ」「新型オービス対応」などを兼ね備えたハイエンドモデル。
従来機種よりもレーザー受信精度が大幅に向上しており、誤警報を抑えつつ確実な検知を実現します。
さらに指定店モデルならではの利点として、ユピテル直営のデータ更新サービスや長期保証にも対応。安心して長期間お使いいただけます。

ユピテルの指定店専用モデル「ZK3100」
ユピテルの指定店専用モデル「ZK3100」
ユピテルの指定店専用モデル「ZK3100」

ライコウでは、レーザー/レーダー探知機の取り付け位置にもこだわりがあります。
見た目だけでなく、正確な検知性能を最大限に発揮できるよう角度・位置・配線ルートを最適化。
電源も専用のアクセサリー電源回路から取得しており、エンジンOFF後のバッテリー消費や誤作動の心配もありません。

レーダー探知機の装着事例は過去のブログもご覧ください。
https://raikopower.com/category/blog/customize/radar_detector/

ドライブ中の安心感を高めつつ、室内のインテリアを崩さない施工。
ユピテルZK3100はまさにその理想形と言えるモデルです。
▶︎ 製品詳細はこちら
ユピテル公式サイト(ZK3100)

iiD製ハブエクステンションアダプター装着|ホイールセンター出しを確実に

次にご紹介するのは、iiD製ハブエクステンションアダプターの装着です。
アルミホイールスペーサーを使用してトレッドを拡げる際、5mmや7mmといった薄いスペーサーを装着するとホイールがハブ面に正しく乗らず、センターが出にくくなることがあります。
この状態で走行すると、高速域での振動やハンドリングのブレ、ホイールナットへの負担増加などを引き起こす原因となります。

iiD製ハブエクステンションアダプター

そこで登場するのが「ハブエクステンションアダプター」。
純正ハブの外径にピッタリ合う形で差し込み、ハブ部分を延長してくれる構造です。
これにより、スペーサーを介してもホイールがしっかりとハブに乗り、センター出しが確実に行われます。
今回装着したiiD製アダプターは、精密なアルミ削り出し加工により高い精度と耐久性を実現しており、BMW/MINIのホイールハブにジャストフィットします。

BMW/MINIのホイールハブにジャストフィット
BMW/MINIのホイールハブにジャストフィット

安全性の向上はもちろん、ホイール脱着時の作業効率アップにも効果的。
走行安定性を犠牲にせず、理想的なトレッドバランスを維持できます。
また、腐食防止のためのアルマイト処理が施されているため、長期使用でも固着やサビの心配が少なく、メンテナンス性も抜群です。

ホイールセンター出しを確実に

この製品の詳細については、ブログでも紹介されています。
http://www.lager.co.jp/blog_ver2/2023/06/23/bmw-mini用ハブエクステンション発売開始/

デイライト発光輝度を70%へ変更|F60特有構造に合わせた対策的コーディング

最後に施工したのは、デイライトの発光輝度を100%から70%へ変更するコーディングです。
MINI F60のヘッドライト構造は、F54/F55/F56/F57とは異なりLEDモジュールが独立していません。
そのため、デイライト部のアクリルが焼損してしまった場合、LEDモジュールだけを交換することができず、ヘッドライト全体の交換が必要となります。
これはコスト的にも非常に大きな負担となるため、予防的な対策として輝度を抑える施工を行いました。

LED発光時には熱が発生します。
発光輝度を100%から70%に落とすことで発熱量が減少し、アクリル焼損のリスクを大幅に低減できます。
明るさとしては依然として十分な視認性を確保しており、対向車に対しても眩しすぎない適度な輝きに調整されています。
なお、ヘッドライト点灯時のリングライトは49%の輝度で点灯する設定です。

デイライトの発光輝度を100%から70%へ変更するコーディング

以前のF60前期モデルでは77%の設定値が採用されていた時期もあり、この70%という数値は十分実用的であることが実証されています。
定量的データに基づいて施工を行なっています。

お客様にも“数字で理解していただける説明”を大切にしており、「ほとんど」「だいたい」といった曖昧な表現ではなく、客観的根拠を示す情報発信を心がけています。

また、この種のコーディングは専用ツールを使用しており、ディーラーの診断機では変更不可。
施工後もISTAによるエラーチェックとバックアップ保存を行い、安全性と信頼性を担保しています。
万が一ディーラー入庫などで設定がリセットされた場合でも、ライコウでは初回再施工を無償対応。アフターフォロー体制も万全です。

今回の施工まとめ

  • 東京都からご来店のリピーター様によるF60 JCWカスタム施工
  • マグネティックパドルシフトで上質な操作感を実現
  • ユピテルZK3100によるドライブサポート強化
  • iiDハブエクステンションでホイールのセンター出しを最適化
  • デイライト発光輝度70%化でアクリル焼損リスクを軽減