
MINI JCW GP2 R56 LEDフォグライトを後付装着。配線・コーディング・プログラム条件を満たし、正しいリング状デイライト発光を実現。AGMバッテリー交換も実施。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(R56) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) GP2 |
| 初年度登録 | 2013年 |
| 都道府県 | 広島県 |
R56 JCW GP2に純正LEDフォグライト後付装着とAGMバッテリー交換|正しい点灯制御を実現
今回作業を行なったのは、MINI ハッチバック R56 JCW GP2。
広島県からご来店いただきました。
R56 LEDフォグライトユニットの後付装着
R56 JCW GP2は、標準状態では電球仕様のフォグライトが装着されています。
今回は、2016年頃から採用された純正LEDフォグライトユニットへの仕様変更を行ないました。

単にフォグライトユニットを交換するだけでは、本来のLEDフォグライト特有の点灯パターンは再現できません。
正しく後付装着した場合の点灯状態
- デイライト:リング状に発光
- ポジションライト:半円状に発光
- フォグライト:中央部が発光
この3段階の発光制御を実現するには、
- 専用配線による正しい電源・信号取得
- 車両仕様に合わせたコーディング施工
- 車両コンピューターのプログラムバージョン条件のクリア
がすべて必要になります。






今回は、条件を満たした上で施工を行ない、無事にリング状のデイライト発光を含む正しい点灯制御を確認できました。
純正LEDフォグライト後付のメリット・注意点
メリット
- 純正LEDならではの均一で美しい発光
- デイライト点灯時のフロントフェイスの印象向上
- バルブ切れリスクの低減(電球比)
注意点・デメリット
- 配線やコーディングを省略すると誤点灯・点灯不良が発生する可能性あり
- 車両のプログラム状態によっては追加作業が必要
- 正しい施工を行なわないと警告表示が出る場合あり
※ライコウでは、事前診断を行ない、対応可否を確認したうえで作業しています。
BOSCH製AGMバッテリーへ交換
あわせて、AGMバッテリーの交換作業も実施しました。

MINIはバッテリー交換後に、車両へバッテリー交換履歴の登録作業を行なわないと、
- 充電制御が最適化されない
- バッテリー寿命が短くなる
といった不具合につながる可能性があります。


交換後は、専用診断機(ISTA)を使用し、正しいバッテリー情報を車両へ登録しています。

まとめ|R56のLEDフォグ後付は「施工内容」が重要
R56への純正LEDフォグライト後付装着は、
- ユニット交換だけでは不十分
- 配線・コーディング・車両状態の把握が必須
という、見た目以上に専門性の高い作業です。
ライコウでは、「点灯する」だけでなく、本来の純正仕様に近い制御状態を重視して施工しています。


R56のライトカスタムや電装作業でお困りの際は、お気軽にご相談ください。


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