
2016年式BMW 5シリーズセダン(F10)にDIXCEL製低ダストブレーキパッドを装着し、アルミホイールの洗浄と5項目のコーディング施工を実施しました。
ホイールの美観維持と制動性能の向上に加え、日常の使い勝手を向上させるコーディングで快適性をアップさせた事例です。

車両情報
車種 | BMW 5シリーズセダン ( F10 ) LCI 523d |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 東京都 |
DIXCEL製低ダストブレーキパッドへ交換(フロント)
【なぜ低ダストブレーキパッド?】
輸入車の悩みのひとつに「ホイールがすぐに真っ黒になるブレーキダスト」があります。
今回装着したDIXCEL Type-Mは、そのブレーキダストを大幅に低減できる低ダストタイプのブレーキパッドです。

DIXCEL Type Mは街乗りを中心に設計されており、制動性能・快適性・耐久性のバランスに優れたモデルです。


専用診断機でブレーキパッド交換リセット

ブレーキパッド交換後は、BMW専用診断機(ISTA)を使用してブレーキメンテナンスインターバルをリセットします。
この作業を行わないと、メンテナンス警告が継続して表示されたり、次回交換時期の管理に支障が出る恐れがあります。
ブレーキダストで汚れたアルミホイールを丁寧に洗浄

タイヤ脱着のタイミングで、アルミホイールの裏側を中心に徹底洗浄を行ないました。
BMWの純正パッドはブレーキダストが非常に多く、ホイールの内側まで真っ黒になってしまうことが多いです。
専用ケミカルとブラシで隅々まで清掃。
ホイールの艶も蘇り、車全体の印象が一気に引き締まりました。

コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
ナビゲーションシステムのスピードロック解除
走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。純正機能のテレビやDVDビデオやUSBビデオの視聴も可能になります。


ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。

エンジン始動時の走行モードをエコプロモードに設定
エンジン始動時の走行モードをエコプロモードにします。

自動時刻設定メニュー項目追加
日付と時刻のメニューに自動時刻設定項目を追加します。
自動時刻設定をON/OFF切り替えできます。

アクティブクルーズコントロール(ACC)の車間設定変更
アクティブクルーズコントロール(ACC)の車間設定は4段階あり、デフォルト設定は【3】になっています。デフォルト設定を変更します。

コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。