黄ばんだりクラックが入ってしまったヘッドライトの表面を削って磨いてクリア感を取り戻すリペア作業を行ないました。
ヘッドライト表面の黄ばみやクラックは紫外線や気温などによって発生します。
ピカピカに洗車しても取れませんのでリペア作業で新車状態に近づけます。
リペアした後のヘッドライトはクリア感を取り戻しました。
リペア後はWAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットでコーティングしています。
車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) LCI クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 滋賀県 |
クラックや黄ばみのあるヘッドライトをリペア修理作業
黄ばんだりクラックが入ったヘッドライト
最近は紫外線が強いためかヘッドライトが黄ばんできたりクラックが入った状態の車両を見かけるケースが多くなってます。
前期モデルのミニで見かけることが多い症状ですが、LCIモデルでも劣化によってヘッドライト表面に黄ばみやクラックが発生してきました。
ヘッドライトレンズはポリカーボネートというプラスチック素材が使われています。
ポリカーボネートは、ガラスよりも強度が強く、破損した際に破片が飛び散りにくいというメリットがある一方、紫外線に弱いというデメリットがあります。
ヘッドライトレンズに黄ばみが出たり、クラックが入ったりするのはそのためです。
ライトを点灯させるとヘッドライト表面の状態がより顕わとなります。
愛車を洗車してピカピカにしてもヘッドライト表面の黄ばみやクラックは取れません。
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックは、見た目が残念なのはもちろんのこと、ヘッドライトの照射光に影響を及ぼして、光量が足りなくなり車検に通らなくなってしまうこともあります。
車検に通らなくなってしまうと、ヘッドライトの交換が余儀なくされます。
しかし、ヘッドライトを交換しなくてもリペアすることで改善できます。
ヘッドライトレンズの研磨&ミガキ作業
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックを除去します。
まずは、ヘッドライトレンズ表面のハードコートをゴリゴリと削り取り除きます。
粗めの番手からはじめて、細かな番手でヘッドライトレンズを削っていき、肌を滑らかにしていきます。
そして、コンパウンドによるミガキ作業を行ないます。
ヘッドライト表面にあった黄ばみやクラックが除去されクリアなヘッドライトへと復活しました(^^)/
ヘッドライトのミガキ作業後はコーティングします。
コーティングは、WAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットを使います。
主成分のケイ素系化合物がガラス状の硬質皮膜を形成しポリカーボネートの劣化を防止します。
ライトを点灯させてもクラックは見つからず新品ヘッドライトと遜色ないくらいに透明感あるヘッドライトレンズ表面になっています。
ご来店時のヘッドライトとは思えないくらいキレイになってくれたヘッドライト。
ヘッドライトがキレイだと見た目もシャキッとしますね。
ヘッドライトレンズのミガキ作業時には高輝度高演色のLEDライトを照射させて、クラック残りなどを入念にチェックしてからWAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットでヘッドライト表面をコーティングしています。
メチャメチャキレイになったヘッドライトでお客様には大変喜んでいただきました(^^♪
ヘッドライト内部に付着している液だれやキズなどは除去できませんのでご承知おきください。