ミニ クロスオーバー(F60) ルーフデッドニング&CPMパーツで補強してブレーキ周りを交換してドライアイス洗浄

ルーフデッドニングとCPMの補強パーツでクロスオーバー(F60)をカスタムし、ブレーキディスクローター&ブレーキパッドを交換メンテナンスしました。
それからドライアイス洗浄でブレーキキャリパーとエンジンルームをクリーニングしました。
ライコウでは愛車のメンテナンス作業をご依頼いただくケースが増えてきました。
オイル交換やバッテリー交換、ヘッドライトリペアなど様々なメンテナンスメニューをご用意しています。

ミニ クロスオーバー(F60) ルーフデッドニング&CPMパーツで補強してブレーキ周りを交換してドライアイス洗浄

車両情報

車種ミニ クロスオーバー ( F60 ) クーパーSD ( COOPERSD )
初年度登録2017年
都道府県滋賀県

ルーフデッドニング作業

デッドニング作業

車体の鉄板部分やプラスチックパーツに制振材を貼り付けてオーディオのサウンド音質向上に寄与するのがデッドニング。

StPはロシア連邦モスクワから北東300kmに位置する、古くから伝統的に繊維工業や化学工業、機械工業の盛んなイヴァノヴォ州を本拠地とするブランドです。

ソ連軍用規格に向けた研究開発を行い、そこで得られた経験や知識、技術でアコースティックマテリアル(防振材や吸音材、断熱材等)の商品を開発・生産されています。

alt
alt

一般的にはオーディオ分野でデッドニングとして使用されることが多い制振シートですが、その他にもロードノイズ低減などの車内の静粛性向上にも役立ちます。

ミニの天井はただ段ボールを貼り付けているだけです!!

ミニの天井はただ段ボールを貼り付けているだけ
ミニの天井はただ段ボールを貼り付けているだけ

天井と段ボールはボンドで接着されており、ボンド部分だけの線接触になっている状態(゚д゚)!

静音処理は全くと言っていいほど施されていない状態です・・・。

制振シートがルーフに密着してくれるようにボンドをキッチリと削ぎ落とします。

そして、制振シートを天井と面接触で貼り付けていきます。

制振シートを天井と面接触で貼り付け
制振シートを天井と面接触で貼り付け
制振シートを天井と面接触で貼り付け
制振シートを天井と面接触で貼り付け

ルーフをノックしたときに響きの無い音色に変わり制振能力が向上していることが確認できました。

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメント装着

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメント

路面の凸凹によるボディのフラツキを抑え、前後サスペンションの同調性が生まれる事により、ワインディングや車線変更時等のハンドリング反応の鈍さを向上させると共に高速安定性も確保。
また、ボディの歪みを抑える効果により車内キシミ音も軽減するといった相乗効果も得られます。

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメント取り付け

ミニ クロスオーバー ( F60 )へCPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付けます。

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメント
CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメント

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付けます。

CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付け
CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付け
CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付け
CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付け
CPM製フロントメンバーブレース / ロアフォースメントを取り付け

シャーシフレームにも一切加工を必要としない、まさに何も犠牲にする事がなく機能が向上する唯一無二のアフターパーツです。

DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター / 低ダストブレーキパッド装着

DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター / 低ダストブレーキパッド

DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター PDタイプ

DIXCE L ( ディクセル )でスタンダードタイプのディスクローター PDタイプをご用意。

DIXCEL(ディクセル)製ブレーキディスクローター PDタイプ
DIXCEL(ディクセル)製ブレーキディスクローター PDタイプ

DIXCEL ( ディクセル )製低ダストブレーキパッド Mタイプ

DIXCEL ( ディクセル )製で低ダストブレーキパッド Mタイプをご用意。
街乗り用として作られたブレーキパッド Mタイプは、ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ブレーキダストを大幅に低減します。

DIXCEL(ディクセル)製低ダストブレーキパッド Mタイプ

DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキパッドセンサー

DIXCEL ( ディクセル )製でブレーキパッドセンサーをご用意。

DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理

すり減ってしまったブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドを取り外して、DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドに交換します。

DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理
DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理
DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理
DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理

DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドに交換後、専用診断機でブレーキのリセット処理を行ない、修理作業は完了です。

専用診断機でブレーキのリセット処理
専用診断機でブレーキのリセット処理

せっかく低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄しました。

低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄

低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストが大幅に低減してくれます。

低ダストブレーキパッドへの交換時期のライコウの見解

ブレーキパッドは減ってから交換したほうがよいのか、すぐ交換したほうがよいのかというご質問をいただくことがあります。

私の個人的な見解では、すぐの交換をお勧めしております。
せっかくきれいに洗車しても、ちょっと走行するだけでアルミホイールがブレーキパッドのダストで汚れてしまうと残念な気持ちになってしまいます。低ダストのブレーキパッドですと洗車後のブレーキパッドのダスト汚れが格段に解消されます。
また、ブレーキローターの消耗も格段に減少できます。そのため、後々の維持費を抑える効果も期待できます。

ちなみに、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)は新車納車後に低ダストブレーキパッドへ交換し、7年経過して走行距離も12万キロを突破していますが、アルミホイールの汚れはほぼありませんし、ブレーキパッドやブレーキローダーの消耗も少なく、ブレーキローターはまだまだ交換しなくて大丈夫な状態です。
クルマの乗り方によっても異なるとは思いますが、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)はクルマが汚れずに気持ちよくドライブできております。

ブレーキキャリパーをドライアイス洗浄

ドイツ製のドライアイス洗浄機

ドイツ発祥のグリーンテック社が製造しているドライアイス洗浄機。
今までのドライアイス洗浄機は大型の機械で、主に工場などで使われてきました。

それからドライアイス洗浄機の小型化が進み、持ち運びが可能なサイズへと進化したことによりカーディテーリング業界や商業施設の清掃などで使えるようになりました。

ライコウが導入したドライアイス洗浄機も持ち運びが可能なサイズです。

冷やして剥がす!ドライアイス洗浄機

冷やして剥がす!ドライアイス洗浄機

ドライアイス洗浄機の大きな特徴は、ドライアイスの特徴を活かした洗浄方法です。

-79℃のドライアイスを汚れている箇所へ吹き付けて、固体から気体へと昇華する力で汚れを剥がします。

サンドブラストのような研磨するといった仕組みではないので洗浄対象物に傷を付けません。

2つの剥離の原理

ドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理をご紹介します。

まずは、熱収縮力です。

ドライアイス洗浄機のノズルからエアーと少量のドライアイスが高速噴射されます。
-79℃のドライアイスが汚れに付着して瞬間冷却、洗浄物は常温を保とうとするので、温度差で汚れにクラックが発生しもろくなります。

次に体積膨張力です。

もろくなったクラックの隙間にドライアイスが次から次へと入り込んできます。
ドライアイスは固体から気体へと白い煙になり無くなります。
この昇華時に約750倍の体積膨張が発生して、汚れなどの付着物を剥がしとります。

汚れなどの付着物が一瞬で剥がれます

熱収縮力と体積膨張力が発生するのは約3秒以内のため、汚れなどの付着物は一瞬で剥がれてしまいます。

そして、水分や洗剤などは一切残らないのが最大の特徴です。

ただ、高圧水洗浄やサンドブラストのような圧力やブラスト力はありませんので、染み込んだ汚れや張り付いてしまっている汚れは取り切れません。

しかし、オイルやグリスなどへの脱脂力は強力なのと、手が入りづらいところの洗浄には効果を発揮します。

ミニ クロスオーバー ( F60 )のブレーキキャリパーをドライアイス洗浄

2017年のミニ クロスオーバー ( F60 ) へ低ダストブレーキパッドを装着するタイミングでブレーキキャリパーをドライアイス洗浄します。

ドライアイス洗浄前のブレーキキャリパーは、走行距離が52,000km程度でブレーキダストが付着しています。

ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます。
3mmペレットタイプとは、米粒大の大きさに成型されたドライアイスです。

ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます
ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます
ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます

そして、ドライアイス洗浄機のノズルからパウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄を行ないます。

パウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄
パウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄
パウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄

ブレーキキャリパーに付着していた汚れがドンドン剝がれ落ちていきます。

パウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄
パウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄

ブラシを使って清掃しても届きにくい隙間にもドライアイスが入り込んで汚れを吹き飛ばします。

ブレーキキャリパーの裏側や底面もくまなくドライアイス洗浄を行ないます。

エンジンルームにもドライアイス洗浄していきます。

エンジンルームにもドライアイス洗浄
エンジンルームにもドライアイス洗浄
エンジンルームにもドライアイス洗浄
エンジンルームにもドライアイス洗浄

一瞬で油脂分や泥汚れが剥がれていきます。

エンジンルームにもドライアイス洗浄

ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイになってくれます。

ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイ

ドライアイス洗浄するだけで、これだけ違います。

ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイ
ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイ
ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイ

パウダー状のドライアイスが高速噴射され、-79℃で瞬間冷却して汚れに吸着。
ドライアイスは一瞬で固体から気体に昇華します。
その際に約750倍の体積膨張が発生して汚れを剥がし取ります。

ブラシなどで手洗いしても届かない部分がありますが、ドライアイス洗浄だと手の届かない部分もバッチリキレイにしてくれます。

ドライアイス洗浄は水分や洗剤を一切使わず汚れを除去してキレイにしてくれます。

ドライアイス洗浄はブラシなどで清掃するような隙間もお構いなくパウダー状となったドライアイスが入り込んで油脂汚れなどを剥がしてくれます。

ドライアイス洗浄のメリットとしては、

サンドブラストや重曹ブラストとは洗浄の仕組みが異なりドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理を使った洗浄ですので素材を傷つけません。

CCUSを活用したカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組み

ドライアイス洗浄で使用しているドライアイスは、工場で排出されたCO2を回収して再利用されています。
CO2を再利用してリユース品(再使用品)を洗浄することで製品寿命を延ばし、カーボンニュートラル社会と循環型社会の実現に取り組んでます。