クロスオーバー(F60)へ低ダストのブレーキパッドを取り付けました。
まだ交換時期ではありませんがホイールなどをダスト汚れから解放するために交換します。
そのあとにドライアイス洗浄。ドライアイスの熱収縮力と体積膨張力を利用してダスト汚れや赤錆を剥がします。
ブラシを使っても届かない場所にドライアイスの威力が発揮します。
車両情報
車種 | ミニ クロスオーバー ( F60 ) LCI クーパーD ( COOPERD ) |
初年度登録 | 2022年 |
都道府県 | 滋賀県 |
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド装着
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ
DIXCEL ( ディクセル ) 製のブレーキパッドは、低ダストのMタイプを調達。
街乗り用として作られたブレーキパッド Mタイプは、ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ブレーキダストを大幅に低減します。
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
大量にダストを発生させてしまうブレーキパッドのため、せっかく洗車してもアルミホイールやボディへダスト汚れが付着してしまいます。
低ダストブレーキパッドへ交換して、ダスト汚れを最小限にします。
低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストを大幅に低減してくれます。
ブレーキパッドを交換してから専用診断機でリセット作業です。
アルミホイールは洗浄させていただきダスト汚れを除去いたしました。
ダストブレーキパッドへの交換時期のライコウの見解
ブレーキパッドは減ってから交換したほうがよいのか、すぐ交換したほうがよいのかというご質問をいただくことがあります。
私の個人的な見解では、すぐの交換をお勧めしております。
せっかくきれいに洗車しても、ちょっと走行するだけでアルミホイールがブレーキパッドのダストで汚れてしまうと残念な気持ちになってしまいます。低ダストのブレーキパッドですと洗車後のブレーキパッドのダスト汚れが格段に解消されます。
また、ブレーキローターの消耗も格段に減少できます。そのため、後々の維持費を抑える効果も期待できます。
ちなみに、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)は新車納車後に低ダストブレーキパッドへ交換し、7年経過して走行距離も12万キロを突破していますが、アルミホイールの汚れはほぼありませんし、ブレーキパッドやブレーキローダーの消耗も少なく、ブレーキローターはまだまだ交換しなくて大丈夫な状態です。
クルマの乗り方によっても異なるとは思いますが、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)はクルマが汚れずに気持ちよくドライブできております。
オイル交換やバッテリー交換などメンテナンス作業も承ります
ミニ専門店のライコウではオイル交換やバッテリー交換などメンテナンス作業も承ってます。
今までは、メーカーオプションの後付装着や電装系カスタムなどをメイン業務とさせていただいていましたが、トータルで愛車をサポートしてほしいとのご要望が大変多いのが現状です。
そこで皆様のお声に応えるため、メンテナンス作業や修理作業を行なうこととしました。
ヘッドユニットの修理やヘッドライトの修理など整備工場やディーラーが苦手な分野の修理を行なって、ライコウが修理をしているという認知度は上がってきていると思いますが、もっと業務内容の幅を広げていきます。
ISTAというBMW&MINIの専用診断機を使って愛車のコンディションをチェックし、メンテナンス作業や修理作業など幅広くサポートいたします。
ブレーキキャリパーとブレーキディスクローターをドライアイス洗浄
ドイツ製のドライアイス洗浄機
ドイツ発祥のグリーンテック社が製造しているドライアイス洗浄機。
今までのドライアイス洗浄機は大型の機械で、主に工場などで使われてきました。
それからドライアイス洗浄機の小型化が進み、持ち運びが可能なサイズへと進化したことによりカーディテーリング業界や商業施設の清掃などで使えるようになりました。
ライコウが導入したドライアイス洗浄機も持ち運びが可能なサイズです。
冷やして剥がす!ドライアイス洗浄機
ドライアイス洗浄機の大きな特徴は、ドライアイスの特徴を活かした洗浄方法です。
-79℃のドライアイスを汚れている箇所へ吹き付けて、固体から気体へと昇華する力で汚れを剥がします。
サンドブラストのような研磨するといった仕組みではないので洗浄対象物に傷を付けません。
2つの剥離の原理
ドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理をご紹介します。
まずは、熱収縮力です。
ドライアイス洗浄機のノズルからエアーと少量のドライアイスが高速噴射されます。
-79℃のドライアイスが汚れに付着して瞬間冷却、洗浄物は常温を保とうとするので、温度差で汚れにクラックが発生しもろくなります。
次に体積膨張力です。
もろくなったクラックの隙間にドライアイスが次から次へと入り込んできます。
ドライアイスは固体から気体へと白い煙になり無くなります。
この昇華時に約750倍の体積膨張が発生して、汚れなどの付着物を剥がしとります。
汚れなどの付着物が一瞬で剥がれます
熱収縮力と体積膨張力が発生するのは約3秒以内のため、汚れなどの付着物は一瞬で剥がれてしまいます。
そして、水分や洗剤などは一切残らないのが最大の特徴です。
ただ、高圧水洗浄やサンドブラストのような圧力やブラスト力はありませんので、染み込んだ汚れや張り付いてしまっている汚れは取り切れません。
しかし、オイルやグリスなどへの脱脂力は強力なのと、手が入りづらいところの洗浄には効果を発揮します。
ミニ ハッチバック ( F56 ) JCWのブレーキキャリパーをドライアイス洗浄
2022年のミニ クロスオーバー ( F60 ) へ低ダストブレーキパッドを装着するタイミングでブレーキキャリパーをドライアイス洗浄します。
ドライアイス洗浄前のブレーキキャリパーは、走行距離が19,000km程度でブレーキダストが付着しています。
ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます。
3mmペレットタイプとは、米粒大の大きさに成型されたドライアイスです。
そして、ドライアイス洗浄機のノズルからパウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄を行ないます。
ブレーキキャリパーの刻印文字に付着していた汚れが取れているのをご覧いただけます。
ブレーキキャリパーに付着していた汚れがドンドン剝がれ落ちていきます。
ブラシを使って清掃しても届きにくい隙間にもドライアイスが入り込んで汚れを吹き飛ばします。
ブレーキキャリパーの裏側や底面もくまなくドライアイス洗浄を行ないます。
見事にブレーキキャリパーにこびりついてた油脂分などの汚れを取り除けました。
ブレーキディスクローターもドライアイスを吹き付けて洗浄します。
タイヤハウス内にもドライアイス洗浄していきます。
こんな感じで他のブレーキキャリパーもドライアイス洗浄していきます。
右フロントもブレーキキャリパーもダストや油脂汚れが除去されピカピカに。
右リアのタイヤハウス内をドライアイス洗浄します。
右リアのブレーキキャリパーへドライアイスを吹きかけて洗浄します。
ドライアイス洗浄すると見違えるほどキレイになってくれます。
ドライアイス洗浄するだけで、これだけ違います。
パウダー状のドライアイスが高速噴射され、-79℃で瞬間冷却して汚れに吸着。
ドライアイスは一瞬で固体から気体に昇華します。
その際に約750倍の体積膨張が発生して汚れを剥がし取ります。
ブラシなどで手洗いしても届かない部分がありますが、ドライアイス洗浄だと手の届かない部分もバッチリキレイにしてくれます。
ドライアイス洗浄は水分や洗剤を一切使わず汚れを除去してキレイにしてくれます。
ブレーキキャリパーもブレーキディスクローターも輝きを取り戻しました。
ドライアイス洗浄はブラシなどで清掃するような隙間もお構いなくパウダー状となったドライアイスが入り込んで油脂汚れなどを剥がしてくれます。
ドライアイス洗浄のメリットとしては、
洗剤を使ってブラシなどでゴシゴシしなくてもいいんです。
水を掛けなくてもいいんです。
ふき取り作業をしなくてもいいんです。
サンドブラストや重曹ブラストとは洗浄の仕組みが異なりドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理を使った洗浄ですので素材を傷つけません。
CCUSを活用したカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組み
ドライアイス洗浄で使用しているドライアイスは、工場で排出されたCO2を回収して再利用されています。
CO2を再利用してリユース品(再使用品)を洗浄することで製品寿命を延ばし、カーボンニュートラル社会と循環型社会の実現に取り組んでます。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
リーガルディスクレーマー非表示設定
ヘッドユニット起動時にディスプレイに表示される走行に関する注意画面(リーガルディスクレーマー)を非表示にします。
デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。
エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。
ヘッドライトスイッチ適正化設定
ライトスイッチが【0】であっても暗いところではヘッドライトがオートライトと同様に自動点灯します。ライトスイッチが【0】の場合は、ヘッドライトを点灯させません。
バルブの球切れチェックキャンセル
バルブをLEDに交換した際の球切れチェックキャンセルします。
・サイドウインカー
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。