製造されてから6年経過すると時限爆弾が発動してトランスミッションオイル点検の警告を出します。
走行距離は関係なく、それまでにミッションオイルを交換していても警告が出るみたいです。
そんなこともあり 6年タイマーなんて揶揄されているようです。
専用診断機でリセット作業を行ないました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F55 ) LCI クーパー ( COOPER ) |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 愛知県 |
トランスミッションオイル点検警告メッセージのリセット作業
ドライブトレーンの警告が出ている
ドライブトレーンの警告は様々な状態で出てきます。
今回は、【 トランスミッションオイル点検 】という警告メッセージからドライブトレーンの警告が出ています。
【 ドライブトレーン、早急に点検 】という表示がメーターパネルやディスプレイに警告表示されています。
2018年3月製造のLCIモデルから採用されているDCT ( デュアル・クラッチ・トランスミッション )で出始めているトラブルです。
専用診断機でエラーチェックしてみると【 EGS 】にエラーが記録されています。
トランスミッションオイルの使用期限が過ぎていると出ています。
BMW&MINIのトランスミッションはオイル交換不要って言ってなかったっけ???
走行距離は関係なく6年を経過すると警告メッセージを発するようで、【 6年タイマー 】なんて言われているようです。
メーカーはオイル交換不要と謳ってますが、ご自身で6年経過するまでにミッションオイルを交換してリセット作業してもらってる方もおられますが、それもお構いなしに【 6年タイマー 】が発動しているようです。
1泊2日のディーラーリセット作業らしいのですが、ついでにライコウでリセット作業を実施。
トランスミッションオイルの温度が40-58℃の間でしかリセット作業が出来ないので、油温が下がってくれるのを待ちます。
およそ2時間程度待って油温が47℃になってくれたのでリセット作業を行ないます。
この作業は専用診断機でしかできませんので、汎用診断機ではできない作業です。
エンジン掛けたり専用診断機の指示に従って車を操作し、リセット作業が無事完了。
専用診断機からエラー表示は無くなり、車両にも警告メッセージは無くなりました。
【 6年タイマー 】が発動してしまい、警告メッセージが出てしまった場合、MINI専門店のライコウでリセット作業が可能です。