
岐阜県よりミニ 3ドア(F56)クーパーのお客様にご来店いただきました。おクルマは2015年式です。今回のF56 コーディングでは、デイライト化をはじめ日常の使い勝手に関わる項目を中心に多数のご要望をいただき、6項目以上一律料金でまとめて13項目を施工しました。ライトまわりの見え方から後退時の視界、アイドリングストップや走行モードの設定まで、普段の運転で気になる部分をまとめて自分仕様へ変更しています。


| 車種 | ミニ 3ドア(F56)クーパー |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2015年 |
| 来店エリア | 岐阜県 |
F56 コーディング13項目をまとめて施工
リングライトのデイライト化とiDriveでのON/OFF操作

「リングライト デイライト有効化(発光輝度100%)」を施工しました。F56ではBMWのエンジェルアイにあたる位置がヘッドライト周りのリングライトになります。標準ではライト点灯時に光る部品ですが、昼間から発光するデイライトとして機能させました。今回のご指定は発光輝度100%で、デイライト時はリングのみが100%発光します。デイライト発光は2017年モデルより標準機能となった装備のため、それ以前の車両ではコーディングで有効化します。

発光パターンにはEU仕様とUSA仕様の2種類があり、ポジションライト点灯時の光り方が異なります。ライコウでは基本的にEU仕様で施工していますが、お好みに応じて設定できます。あわせて「iDrive画面にデイライトメニュー表示」も施工しました。標準ではiDriveの設定画面にデイライトの項目が表示されておらず、オン・オフの操作が直感的に行なえません。専用メニューを常時表示させることで画面上から切り替えができ、設定内容はメモリーに保存されるため次回乗車時もそのまま維持されます。
夜間と後退時の視界に関わる3項目

「フォグライトのコーナリングライト有効化(AUTOライト点灯時)」は、フォグライトをコーナリングライトとして機能させる項目です。ライトスイッチがAUTOのポジションでライトが点灯している状態のとき、ハンドルを切った時、またはウインカーを点滅させた時に、その方向のフォグライトが点灯します。曲がる方向を照らすため夜間の交差点や車庫入れで役立ちますが、ライトが点灯している状況で作動するため日中は動作しません。

「後退時のドアハンドル照明点灯」は、シフトを後退(R)に入れた時にドアハンドルの照明が点灯するよう設定するものです。

「後退時の助手席ミラー下降角度変更(浅く)」もあわせて承りました。後退時に助手席側ドアミラーが下降する機能はもともと備わっていますが、下がり過ぎて見づらいという声を聞く機会が多い部分です。角度は1度単位で設定できますので、標準より浅めに変更して後方確認をしやすくしています。
ドア・ウインドウまわりの操作性を変更
「ドアオープン時のパワーウインドウ ワンタッチクローズ有効化」も承りました。標準ではドアを開けているときオートオープン(ワンタッチで全開)は動作しますが、オートクローズ(ワンタッチで全閉)は動作しません。これをフロント・リアともに有効化しています。

「ドアロック長押しドアミラー格納時間変更(0秒)」も施工しました。通常はキーのドアロックボタンを1.5秒長押しすることでドアミラーが格納されますが、その長押し時間を0秒に短縮し、キーレスのドアロック操作と同時にミラーが格納されるようにしています。
アイドリングストップと走行モードの設定

「アイドリングストップOFF状態のデフォルト化」は、エンジン始動時の初期状態を反転させる項目です。標準では始動時に必ずアイドリングストップ機能が有効になりますが、これを反転させて始動時はOFFの状態にしました。毎回スイッチで解除する操作が不要になります。機能そのものを撤去するわけではないため、スイッチ操作でONに戻すことも可能です。
あわせて「グリーンモード時アイドリングストップONの解除」も施工しています。F56はドライビングモードをグリーンモードにするとアイドリングストップ機能が強制的にONへ切り替わる仕組みのため、この2項目をセットで施工することで、始動時もグリーンモード使用時もOFFのまま使えるようになります。

走行モードまわりでは「走行モードの前回記憶(SPORT/MID/GREEN)」と「SPORT+モード有効化」を承りました。前回記憶はエンジンを切った際のドライビングモードを記憶し、次回始動時もその状態を維持するもので、毎回選び直す手間がなくなります。SPORT+モード有効化はドライビングモードにSPORT+を追加し、iDrive画面にSPORT+が表示されるようになる項目です。表示のされ方はナビのバージョンによって異なるため、今回はメーター内に表示を出せない旨を事前にお伝えしたうえで施工しました。
シートベルト警告音と降車時の操作

「シートベルト・アラーム音の消去」は、走行中のシートベルト非装着時に鳴る警告音を鳴らないようにする項目です。メーター内のシートベルト警告灯は点灯したままで、アラーム音だけが鳴らなくなります。
「エンジン停止後ドアオープンでiDrive電源OFF」も施工しました。標準ではSTART/STOPボタンを1回押しでエンジンが停止し、もう1回押すことでiDriveの電源がOFFになります。これをエンジン停止後にドアを開けるだけでOFFになるようにし、降車時のボタン操作を1回分減らしています。
なお、ゴング音の変更もご要望をいただいていましたが、この車両の装備構成では対応できず今回は見送りとなりました。コーディングで変更できる範囲は、同じ型式でも車両の装備や仕様によって異なります。また作業前の車両診断では、フロントブレーキパッドの摩耗警告が検出されています。施工後は各項目の動作を確認したうえでご納車しました。
コーディングを行なうECUによっては、トリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリがリセットされる場合があります。また施工内容によっては以前のコーディングが初期値に戻ることがあり、他店やご自身で施工された内容は再設定が必要になります。
まとめ
- リングライトを発光輝度100%でデイライト化し、iDrive画面にデイライトメニューを追加
- フォグライトのコーナリングライト化は、ライトスイッチAUTOでのライト点灯時に作動
- 後退時のドアハンドル照明点灯と助手席ミラー下降角度の変更で後方確認をしやすく
- ドアオープン時のワンタッチクローズ有効化とドアミラー格納時間の0秒化
- アイドリングストップOFFのデフォルト化とグリーンモード時の強制ON解除をセットで施工
- 走行モードの前回記憶、SPORT+モード有効化、シートベルト警告音の消去、エンジン停止後のiDrive電源OFFも設定
ミニ 3ドア クーパーのデイライト化やアイドリングストップOFF、コーナリングライトの有効化など、日々の使い勝手に関わる設定はコーディングでまとめて変更できます。ライコウでは車両の装備や仕様を確認しながらご提案しています。気になる項目がありましたらお気軽にご相談ください。
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