
大阪府から初めてご来店いただきました。F56 CarPlay フルスクリーン表示化のためにディーラーで車両のプログラミング(アップデート)を受けたところ、ナビの作業中に応答がなくなって作業がキャンセルされ、その後iDriveの「地図」がグレーアウトしてApple CarPlayも使えなくなってしまったとのご相談です。今回は原因を診断したうえで、ナビとCarPlayの機能を復旧し、CarPlayのフルスクリーン表示化まで行ないました。


| 車種 | ミニ 3ドア(F56)LCI クーパーS |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2019年 |
| 来店エリア | 大阪府 |
グレーアウトした純正ナビとApple CarPlayを再インストールで復旧

入庫時の状態は、iDrive内の「地図」がグレーアウトして選択できず、コントローラーの「MAP」「NAVI」ボタンを押すと「ナビゲーション起動中」と表示されたまま先へ進まないというものでした。走行距離は48,034kmです。

まず診断機のISTAで車両の状態を確認したところ、ヘッドユニットのFSCがRejectedになっていました。
あわせてソフトウェアのバージョンを確認すると、iStepは26-07、HMIは2403まで上がっていました。このことから、プログラミング自体は完了しているものの、最後の段階でFSCを入れることができなかった状態と想定しました。
当初は、現状を正常な状態へ戻すためにもう一度プログラミング作業が必要になると見込んでいました。しかしヘッドユニット(NBT)のCAFDを確認すると「1EF6_006_064_014」で、CarPlayのフルスクリーン表示が可能なバージョンからReadできたため、プログラミングは不要と判断しました。症状だけで作業内容を決めず、診断結果をもとに必要な作業を見極めています。

その後、Apple CarPlayをインストールして機能を有効化したところ、グレーアウトしていた地図が表示されるようになり、純正ナビとCarPlayの両方が使える状態に戻りました。
F56 CarPlay フルスクリーン表示化コーディングを施工

今回のご来店のそもそもの目的だったApple CarPlayのフルスクリーン表示化も、コーディングで行ないました。フルスクリーン表示が可能なバージョンになっているため、追加のプログラミングなしで対応できました。


通常のCarPlay表示はディスプレイの一部を使った表示ですが、フルスクリーン化するとディスプレイ全体にCarPlayの画面が表示され、地図アプリなどが見やすくなります。ご相談のきっかけだった「CarPlayをフルスクリーンで使いたい」というご要望を、ナビの復旧と同時に実現できました。
作業後は診断機でエラーチェックと時刻合わせを行ない、消えないエラーが残っていないことを確認してからお渡ししています。
まとめ
- ミニ 3ドア クーパーSのナビ グレーアウト症状は、ISTAでヘッドユニットのFSCがRejectedになっていることを確認
- iStep 26-07・HMI 2403まで上がっており、プログラミング自体は完了済みと判断
- CAFD(1EF6_006_064_014)がフルスクリーン表示可能なバージョンだったため、プログラミングは不要と判断
- 純正ナビとApple CarPlayの機能を復旧
- CarPlayのフルスクリーン表示化をコーディングで施工
- 作業後は診断機でエラーチェックと時刻合わせを行ない、消えないエラーが無いことを確認
アップデート後にナビが使えなくなった場合でも、診断で原因を確認すれば、必要な作業だけでナビとCarPlayを復旧できることがあります。ミニ 3ドア(F56)へのApple CarPlayフルスクリーン化やナビの不具合のご相談はライコウにお任せください。車両の状態をしっかり診断したうえで、最適な方法をご提案いたします。
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