東京都からBMW X2 ( F39 )がご来店。
2019年の18dです。
純正エマージェンシーバッテリー交換修理作業を承りました。
純正エマージェンシーバッテリー交換修理作業
純正エマージェンシーバッテリー
緊急時にSOSコールとして使用することがあるかもしれないエマージェンシーコール。
エマージェンシーコールの電源は専用バッテリーが使用されています。
車両のバッテリーからの電源供給だと、万一のトラブル時にバッテリー電源遮断などでSOSコールが出来ないといった事態を回避するために専用のバッテリーからの電源供給となっています。
このエマージェンシーバッテリーは、充電機能が無いものなので、バッテリーは消耗していきます。
エマージェンシーバッテリーが消耗すると車両には警告表示が出てきて、ISTA診断機にもエラーが記録されます。
したがってエマージェンシーバッテリーは定期的に交換する必要があります。
純正エマージェンシーバッテリー交換作業
エマージェンシーバッテリーの取付位置は車種によって異なります。
BMW X2 ( F39 )はルーフ(天井)に取り付けられています。
天井にエマージェンシーバッテリーが取り付けられているため、ルーフ内張りを下ろしての交換となり、なかなか面倒な作業になります。
テレマチックコントロールユニットを取り出して、エマージェンシーバッテリーを交換します。
通常はこれで作業完了となりますが、それだけではありませんでした。
エラーが消えてくれないんです。
ISTA診断機で調べてみるとテレマチックコントロールユニットを交換しないといけないようです・・・。
通常なら、テレマチックコントロールユニットの交換修理をすると思われますが、少しゴニョニョしてみました。
するとエラーは消えてくれました。
ISTA診断機の言われるとおりに作業を行なうBMWディーラーさんとは違って、まずは何とかしてみようとチャレンジ精神をもつBMW専門店ライコウ。
お客様からもチャレンジ精神をもつBMW専門店ライコウをご理解いただけました。
これでまたスキルアップです。
チャレンジしなきゃスキルは積み上がりません。
こうやって日々精進してBMW専門店ライコウはご依頼いただいた作業に取り組んでいます。