
純正ではAppleCarPlay非対応のBMW F11(NBT ID3)に、ワイヤレス接続対応のCarPlayインターフェースを装着。フルスクリーン表示や音声操作に対応し、HDMI入力でFireTVやiPhoneミラーリングも可能に。第3世代ヘッドユニットでも快適なCarPlay環境を実現した事例をご紹介します。

車両情報
車種 | BMW 5シリーズツーリング (F11) LCI 523d |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 東京都 |
第3世代NBT ID3でAppleCarPlayを実現!インターフェース装着
2015年式のF11に搭載されているのは、第3世代のヘッドユニット「NBT ID3」。
この世代は本来、純正のAppleCarPlayには非対応です。
しかしながら「CarPlayを使いたい」という声は非常に多く、AppleCarPlayインターフェースを装着させていただきました。
第3世代NBT ID3でAppleCarPlayを実現!
NBT ID3やEVO ID4の車両でもAppleCarPlayを使えるようにするため、ヘッドユニットとディスプレイの間に専用インターフェースを接続。純正風に動作するうえ、ワイヤレス接続に対応している点が大きな魅力です。
📸 純正風に動作するうえワイヤレス接続に対応

タッチパネル非搭載のモデルでも、純正のiDriveコントローラー(ジョグダイヤル)で快適に操作できます。
CarPlayメニュー表示もフルスクリーン対応!
📸 AppleCarPlayがフルスクリーンでの表示




CarPlay起動後は、BMW純正同様にフルスクリーンでの表示が可能。GoogleマップやCOCCHiなどの地図アプリが美しい表示で利用できます。音楽アプリではAmazon Musicを使って動作チェックし、音声もフロントAUXからクリアに出力されました。
📸 音声もフロントAUXからクリアに出力

さらに、純正マイクを使用してSiriなどの音声操作もOK。音声認識精度も良好で、運転中でも安全に操作できます。
📸 純正マイクを使用して音声操作


HDMI映像入力にも対応!
📸 HDMI映像入力端子


今回使用したAppleCarPlayインターフェースは、HDMI映像入力端子を備えており、各種デバイスとの接続も可能です。インターフェース本体のHDMI端子は延長して、グローブボックス内などに設置。これにより、FireTV StickなどのHDMI機器を簡単に差し替えられる仕様にしました。
📸 Amazon FireTV Stickを接続



実際にAmazon FireTV Stickを接続し、Prime Video・YouTube・TVer・Huluなどのコンテンツを問題なく再生できました。映像も音声もスムーズに出力され、後部座席の同乗者からも大好評。
iPhoneのミラーリングにも対応!
HDMIを使ってiPhoneの画面をそのまま車両ディスプレイにミラーリングすることも可能。ブラウザ閲覧や動画視聴もシームレスに行なえます。
📸 iPhoneのミラーリング





※なお、操作はスマートフォン側で行ないます。
AppleCarPlayインターフェースの注意点
今回のAppleCarPlayインターフェースはとても便利な一方で、純正とは異なる独特の挙動や仕様がある点にはご注意ください。ただ、通常使用においては特に不便さを感じることはありません。操作性・表示・音声出力など、非常に完成度の高いインターフェースです。
まとめ:NBT ID3世代のF11でも快適なCarPlayライフを!
2015年式BMW F11でもAppleCarPlayやHDMI映像入力を実現できるこのインターフェース。ディスプレイのタッチ非対応でも、純正スイッチや音声操作で使い勝手は良好です。
NBT ID3やEVO ID4を搭載したBMW・MINIにお乗りで、CarPlayを諦めていた方にも、ぜひおすすめしたいカスタムです!