
2016年式MINI F55 クーパーS(前期)に、マルチファンクション&クルーズコントロール機能を後付けで有効化しました。お客様がご自身で装着されたステアリングスイッチを活かし、コーディングで純正同様の操作性を実現。音量調整や選局、クルーズ走行が可能になり、利便性が大幅に向上します。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F55) クーパーS(COOPERS) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 愛知県 |
マルチファンクション&クルーズコントロール機能を有効化
ステアリングスイッチを活かす!マルチファンクション機能を有効化
MINIのF系前期モデルの中には、ステアリングスイッチが装着されていない車両が存在します。
お客様はご自身でマルチファンクション&クルーズコントロール用のスイッチを装着されており、ライコウでは専用コーディングを行ない、ステアリングから以下の操作を可能にしました:
- オーディオの音量調整
- 曲送り・選局
- ハンズフリー通話の応答・終了
これにより運転中の利便性・安全性が大幅に向上します。
📸 マルチファンクション機能を有効化



クルーズコントロールもコーディングで有効化!
あわせて、クルーズコントロール機能もコーディングで有効化しました。
今回装着されていたスイッチは、アクティブクルーズコントロール(ACC)用スイッチでしたが、本車両にはフロントカメラやステアリングアングルセンサー(SAS)などのハードウェアが未装着のため、通常のクルーズコントロールのみが作動する設定としています。
設定速度でアクセル操作なしに走行できるようになり、高速道路などでの長距離運転が快適になります。
📸 クルーズコントロール機能を有効化




ボイスコマンドは別途認証コードが必要
ステアリングスイッチには音声コマンド用のボタンも存在していますが、こちらを有効化するには専用の認証コード(FSCコード)のインストールが必要となるため、今回は未施工です。
将来的にFSCコードをご用意いただければ、有効化も可能ですのでお気軽にご相談ください。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。

ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。

コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。
注意点とアドバイス
- クルーズコントロールを有効化するにはスイッチ装着だけでなくコーディングが必須です。
- ACC機能を本格的に使いたい場合は、フロントカメラやSASの追加装着が必要になります。
- ステアリング交換作業をDIYで行なわれる場合は、エアバッグ着脱の安全対策や再起動時の注意点を把握しておく必要があります。
まとめ:MINI F55をより便利に!コーディングによる機能拡張はライコウにお任せください
今回のように、ステアリングスイッチを後から装着された車両でも、コーディングを実施すれば純正同様に便利な操作機能を追加することが可能です。
また、コーディングによる利便性向上メニューも多数ご用意しております。
MINI F55 クーパーS(前期)をお乗りのお客様で、ステアリングスイッチ機能を活かしたい方はぜひライコウまでご相談ください。