
MINIクラブマン F54 ヘッドライトクラック修理とブラックグレープロテクションフィルム施工でリフレッシュ。そしてFTP製パイプで機能性向上。


車両情報
車種 | ミニ クラブマン(F54) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
初年度登録 | 2022年 |
都道府県 | 愛知県 |
ヘッドライトクラック修理でレンズリペア作業
今回ご入庫いただいたのは、2022年式のMINIクラブマン(F54)JCW。愛知県からご来店いただきました。
お悩みはヘッドライトレンズの表面に発生したクラックです。
ヘッドライト点灯時に細かな線状のひび割れが浮かび上がり、美観を損ねてしまっている状態でした。
照度低下までは至っていませんでしたが、MINI特有の丸型レンズが台無しになってしまいます。


ヘッドライトレンズに入るクラックは、実はレンズ表面の「ハードコート層」に発生しています。
そのため、一般的にカー用品店などで販売されている「黄ばみ取り」や「コーティング剤」では改善できません。
原因層をしっかり削り落とす作業を行わない限り、根本的なリペアは不可能です。
作業はまずハードコート層を研磨で削り落とすところから始めます。
粗目のサンドペーパーでクラックを削り落とし、徐々に番手を上げながら表面を滑らかに整えます。
その後、コンパウンドで磨き上げることで、本来の透明感とクリア感を復活させました。



ライコウでは過去にも多数のヘッドライトリペア実績があります。
黄ばみや白濁、クラックでお悩みのオーナー様は、下記施工事例もぜひご覧ください。
👉 ヘッドライトリペア施工事例一覧
ヘッドライトレンズへのプロテクションフィルム施工
クラックを除去しクリア感を取り戻した後は、再発防止と美観アップのためにプロテクションフィルムを施工しました。使用したのは、ダイヤモンドスウェル製の「ブラックグレー」タイプです。
このプロテクションフィルムは、紫外線による劣化や飛び石からレンズをしっかりと保護してくれる高耐久仕様。
ブラックグレーのカラーは薄いスモークがかかるため、MINIのフロントフェイスに引き締まった精悍さを与えます。
それでいて、可視光線透過率は53%と高いため、ヘッドライトの照度や車検適合性に影響を及ぼす心配もありません。



レンズリペアをしたばかりのヘッドライトは、無防備なままでは再びクラックや黄ばみが再発してしまう可能性があります。
プロテクションフィルムを貼ることで、透明感の維持とスタイルアップを同時に実現することが可能です。
施工に使用した製品はこちらから詳細をご確認いただけます。
👉 ダイヤモンドスウェル プロテクションフィルム商品ページ
また、ライコウの過去の施工事例もぜひご覧ください。
👉 プロテクションフィルム施工事例一覧
FTP製チャージパイプ+ブーストパイプ+インテークパイプ装着
最後に、エンジン系統の強化カスタムとして「FTP製チャージパイプ・ブーストパイプ・インテークパイプ」の3点セットを装着しました。
純正パイプは樹脂やシリコン素材で構成されており、経年劣化や高負荷時に割れや変形が発生するリスクを抱えています。
特にターボ車であるJCWでは、ブースト圧が上がった際に純正パイプの弱点が露呈しやすく、圧力損失やエア漏れに繋がるケースも少なくありません。





FTP製のアルミパイプに交換することで、耐久性と剛性が大幅に向上。
ブースト圧を確実に保持し、レスポンスや安定感のある加速フィーリングを実現します。
また、インテークパイプの容量アップにより、吸気効率が改善されるため、サーキット走行や長時間の高速巡航時でも安定した性能を発揮できます。
さらにアルミ特有の質感とエンジンルーム内の存在感もプラスされ、メンテナンス性も向上。
今後のチューニングのベースとしても有効なアップデートパーツです。
製品の詳細はこちらをご覧ください。
👉 FTP商品ページ
【強調ポイント】
- クラックはハードコート層が原因のため、削り落としてリペアする必要がある
- プロテクションフィルム施工で美観維持と保護を両立
- FTP製アルミパイプで吸気・過給系を強化し、耐久性とレスポンスが向上