
BMW 7シリーズ(G11) 740iのエアサスローダウン施工を紹介。専用診断機ISTAで安全に約30mmダウンし、警告灯を出さずに美しいフォルムを実現。


車両情報
車種 | BMW 7シリーズセダン(G11) 740i |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 大阪府 |
BMW 7シリーズ(G11) 740iへエアサスローダウン施工
大阪府からご来店いただいたBMW 7シリーズ(G11) 740i 前期モデル。
今回はエアサス車両特有の電子制御を活かし、専用診断機「ISTA」を使用したローダウン施工を行ないました。
ライコウではロアリングキットなどの物理的なパーツは一切使用せず、BMW純正の制御範囲内で車高を電子的に調整する手法を採用しています。
施工後は約30mmのローダウンとなり、純正の上質な乗り心地を維持しながら、ワイドアンドローな印象に変化。
7シリーズ特有の大型ボディがより一層引き締まり、高級感とスポーティーさを両立したスタイルとなりました。


この手法の大きな利点は、車両に余計な負担をかけずに見た目を整えられる点です。
ロアリングキットやリンク交換による誤作動リスクを避け、エアサスの機能を最大限に活かした施工を行っています。
ISTAによる純正制御でのローダウン調整
ライコウが採用している方法は、BMW/MINI専用診断機「ISTA」を用いた電子制御調整。
車両の各輪エアサスユニットに設定された基準値を微調整することで、自然な姿勢変化を実現します。
物理的なリンク変更を行う方法に比べ、車体の姿勢バランスを正確に保てるのが特徴です。
施工後はライト点灯時の「光軸自動調整」も正常動作を確認済みです。
万一過度なローダウンを行うと、「光軸調節異常」や「シャシー異常」などの警告灯が表示されるため、ライコウでは安全範囲である約30mmダウンを推奨しています。
この範囲内であれば、乗り心地を損なうこともなく見た目の印象を大きく変えることが可能です。
エアサスローダウンの対応車種と注意点
今回施工した7シリーズ(G11/G12)以外にも、BMWのエアサス搭載車であれば同様の調整が可能です。
具体的には以下のモデルで実績があります。
- BMW X5(G05)
- BMW X6(G06)
- BMW X7(G07)
- BMW 5シリーズツーリング(G31・リアエアサス車)
ただし、すべてのモデルがエアサス装着車というわけではありません。
「自分の車もエアサス車だと思っていたが、実は違った」というケースも多いため、事前確認が必要です。
非エアサス車の場合は車高調やスプリング交換など、別のローダウン手法を提案しています。
また、プログラミングや点検作業の際に車両データが初期値へ戻る場合があります。
その場合は再施工を行っておりますのでご安心ください。
ローダウンによる見た目と走行性能の変化
約30mmのローダウンにより、見た目の印象は大きく変わります。
ノーマル状態ではやや腰高に見える7シリーズですが、ローダウン後は地を這うような安定感を感じられます。
ホイールとフェンダーの隙間が減り、サイドラインの一体感が生まれることで、まるで上級グレードのような雰囲気に。

走行時の挙動にも良い変化が見られ、特に高速走行時の直進安定性が向上します。
空気抵抗の変化もわずかながら感じられ、全体的にドライバビリティが引き締まった印象になります。
ただし、段差や勾配のある駐車場などでは、純正よりも車高が低くなっているため注意が必要です。
エアサスローダウン施工まとめと今後のご案内
BMWのエアサス車両は、診断機による調整で安全かつ自然なローダウンが可能です。
今回のG11 740iも、警告灯を出さず、快適性を維持したままスタイリッシュなフォルムに仕上がりました。
BMW エアサス調整以外にも、コーディング施工やヘッドライト修理など、G11/G12系7シリーズの各種メンテナンス・カスタムにも対応しています。
👉 過去のエアサスローダウン施工事例はこちら
エアサスローダウン施工事例一覧