
BMW X4 G02 デイライト修理。暗く茶色く発光するトラブルをリペアで修復。LEDモジュール交換+アクリル再生で白さと明るさを復活。


車両情報
車種 | BMW X4(G02) 30i |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 千葉県 |
運転席側デイライト発光不良をリペア修理で復旧
千葉県からご来店いただいた BMW X4(G02) 30i 前期。
運転席側の内側デイライトが発光不良を起こし、暗く茶色く変色してしまっているとのご相談です。
G系BMWで頻発しているトラブルのひとつで、原因は LEDの高温発熱によるアクリル溶解(焼損) です。
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デイライトのLEDは長時間点灯することで内部温度が上昇し、アクリル拡散体が溶けて光の拡散性能が低下します。
今回のX4(G02)でもライト内部を確認したところ、アクリル部分がドロドロに溶けており、発光が茶色くくすんでいました。


この状態では LEDモジュールを交換しても白さや明るさが戻らない ため、通常であればヘッドライトASSY交換が必要になります。
しかしライコウでは、アクリルを再生させる リペア施工 を行い、ヘッドライトを交換せずに復活させています。

まず、溶解したアクリル部分を慎重に削り落とし、光を均一に拡散できるように研磨。
削りすぎるとデイライトの輝度が下がってしまうため、今回は10ミリほど削る必要があるほどの溶け込みでしたが、
輝度低下を防ぐため削り過ぎず、磨き重視の仕上げ としました。


アクリル面を光沢ある状態に整えたのち、 BMW純正新品LEDモジュール を装着して点灯テストを実施。
結果、肉眼では輝度低下がほとんど感じられず、白く明るいデイライトが復活しました。


この結果からも分かるように、アクリルが一部溶解していても、正しい処理を施せば十分に光の白さと明るさを取り戻すことが可能です。
ヘッドライト交換に比べて 費用を大幅に抑えられるだけでなく、オリジナルの純正デザインを維持 できます。


ライコウでは、 BMW専用診断機ISTA を用いた事前診断を実施し、LEDモジュール・配線・エラー履歴まで詳細に確認。
ディーラーではASSY交換とされるケースでも、現車確認で根本原因を見極めて修理対応しています。
デイライト焼け・変色でお困りの方は、ぜひ一度ライコウへご相談ください。
ヘッドライト交換に頼らず、 リペア技術で「明るさ」と「白さ」を再生 いたします。