
BMW X3 デイライト修理とウォッシャー液漏れ修理。デイライト発光不良をアクリルリペアと純正LEDモジュール交換で修復。ウォッシャー液漏れも同時に解決しました。


車両情報
車種 | BMW X3(G01) 20d |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 千葉県 |
BMW X3(G01)の運転席ヘッドライトをリペア修理
千葉県からご来店いただいたお客様のBMW X3(G01) 20d(2018年式・前期)です。
運転席側ヘッドライトの内側デイライトがほとんど発光しないという症状でご入庫いただきました。


X3(G01)/X4(G02)では、このデイライト発光不良が多く発生しており、ライコウでも多数の修理実績があります。
原因はLEDモジュールの劣化や、アクリル導光体(ライトバー)の焼け・変色による光量低下です。


まず、ヘッドライトユニットを慎重に分解し、アクリル内部の状態を確認。
茶色く変色したアクリル部分を丁寧に削り落とし、透明感と光沢を復元するまで研磨処理を施します。
その後、BMW純正新品のデイライト用LEDモジュールを組み付けて点灯確認。



修理後は、内側デイライトがしっかりと明るく白く発光するようになり、見違えるような仕上がりになりました。
左右を比較すると、助手席側のデイライトがややクリーム色のようなホワイトで発光していますが、これはチップLEDの個体差によるものです。




同様の症状でお困りの方は、ぜひ下記リンクの事例もご覧ください。
👉 BMW・MINI ヘッドライト修理事例一覧
ウォッシャー液漏れをBMW純正ポンプで修理
続いて、ウォッシャー液漏れの修理です。
点検の結果、原因はウォッシャーポンプ本体からの漏れと判明しました。
今回はBMW純正新品のウォッシャーポンプとストレーナーを使用して交換しています。



ヘッドライトリペアの際にホイールハウスカバーを取り外すため、効率良く同時作業で対応しました。
交換後は、BMW純正ウォッシャー液を希釈して補充し、ウインドウウォッシャー作動チェックを実施。
作動後も液漏れは一切確認されず、正常に動作することを確認して作業完了です。


ウォッシャーポンプの劣化やシールの硬化による液漏れは、長期間放置すると配線腐食やセンサー異常にもつながるため、早めの点検・交換をおすすめします。
施工後のチェックと仕上がり
ヘッドライトのデイライトとウォッシャー機能、いずれも正常動作を確認。
発光ムラや液漏れが一切ない状態に仕上がりました。

ライコウではBMW専用診断機「ISTA」を使用して作業前後の状態を確認し、エラーコードの点検・消去まで一貫対応しています。
ディーラーではヘッドライトAssy交換になるケースも多いですが、ライコウではアクリルリペア+LEDモジュール交換で修理可能です。
コストを抑えつつ、純正品質を維持した修理をご希望の方は、ぜひライコウまでご相談ください。