
MINI F56 オイル交換、制限速度情報表示(SLI)有効化、メーター表示追加コーディング施工を実施しました。エンジンオイルはFUCHS製BMW LONGLIFE-04承認オイルを入れました。


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) LCI クーパーSD(COOPERSD) |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 愛知県 |
エンジンオイル&オイルエレメント交換
愛知県からご来店いただいたお客様のMINI F56 クーパーSD(2018年式・LCI)にて、エンジンオイルとオイルエレメントの交換を行ないました。
今回使用したオイルはFUCHS製 TITAN GT1 FLEX C23 SAE 5W-30。
BMW LONGLIFE-04承認を取得している高性能オイルで、MINIのクリーンディーゼルエンジンにも最適です。
エンジン内部の摩擦を低減し、低温時の始動性や燃費性能の向上にも貢献します。
エンジンオイル交換と同時に、MANNFILTER製オイルエレメントを交換。
純正同等の性能を持ちながら、コストパフォーマンスにも優れたフィルターで、オイル性能を最大限に引き出すことができます。

交換後は、BMW/MINI専用診断機ISTAを用いてオイルサービスのリセットを実施。
これによりメーターパネル上のメンテナンス表示がリフレッシュされ、次回交換時期の管理も万全です。


ライコウでは常時BMW LONGLIFE承認オイルを在庫しており、車種・グレードごとに最適なオイルをご提案可能です。ディーゼルエンジン特有のスス汚れにも強く、長期間にわたってエンジン内部を清潔に保ちます。
▼FUCHS製エンジンオイルの詳細はこちら
https://lubricants.jp/user_data/product_car#engine_oil
▼過去のオイル交換事例はこちら
https://raikopower.com/category/blog/maintenance/engine_oil/
制限速度情報表示(SLI)の有効化
次に、制限速度情報表示(SLI:Speed Limit Information)の有効化を行ないました。
この機能を有効にすると、道路標識に表示されている制限速度や追越禁止情報がメーターパネルやヘッドアップディスプレイにリアルタイムで表示されるようになります。



SLI機能はKAFASカメラ(前方カメラ)が標識を認識し、車両の走行状況に応じてドライバーへ視覚的に知らせてくれる安全支援システムです。
この車両(2018年式 F56 LCI)には、すでにBMW純正のSLI認証コードがインストール済みだったため、コーディング施工のみで機能を有効化できました。
ライコウでは、認証コードのインストール状況を診断機(ISTA)で確認し、未インストールの場合はBMW正規ルートのコードを導入します。
SLIの表示は一度設定してしまえば常時利用でき、長距離ドライブや高速走行時の安全性を高めるうえでも非常に便利です。
メーター内表示項目の追加コーディング施工
最後に、メーター内の表示項目追加コーディングを行ないました。
F55/F56/F57シリーズの一部(2018年3月~2019年6月生産車)では、ウインカーレバー先端の「BCボタン」を押しても、表示項目が極端に少ない仕様となっています。
この状態だと、ドライバーが確認できる情報が限られてしまい、せっかくのマルチファンクションディスプレイを活かしきれません。
そこでライコウでは、専用のコーディングツールを使用して非表示になっている情報を有効化。
施工後は、以下のような項目がメーター内で選択できるようになります。
- 航続可能距離
- 平均燃費
- 平均速度
- デジタルスピードメーター






コーディング施工は、ディーラーの診断機(ISTA)では行なえません。
ライコウでは独自に開発した設定ファイルと専用ツールを使い、純正機能を活かした安全な手法でコーディングを実施しています。
また、今後ディーラーでプログラミング作業を受けた際に設定が初期化されても、初回再施工は無償で対応いたします。