
MINI F56 エンジンマウント&ペンドラムサポート交換とLCI2純正LEDサイドフラッシャーを装着。振動改善とスタイルアップを実現した施工事例です。


車両情報
| 車種 | ミニ ハッチバック(F56) ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
| 初年度登録 | 2017年 |
| 都道府県 | 愛知県 |
エンジンマウント&ペンドラムサポート交換修理(F56 JCW)
愛知県からご来店いただき、2017年式ミニ ハッチバック(F56)JCWへ
エンジンマウント & ペンドラムサポート(トルクロッド)の交換修理 を実施しました。
併せて LCI2モデル用の純正LEDサイドフラッシャー も装着しています。
整備内容としては定番ですが、ミニ特有の症状を未然に防ぎ、走行フィールを大きく改善できる重要メンテナンスとなります。
エンジンマウント&ペンドラムサポート交換|症状と原因
●エンジンマウントとは?
エンジンマウントは
車体とエンジンをつなぎ、ゴム製のダンパーで振動を吸収するパーツ。
ゴムが劣化すると、
- エンジン始動時に揺れが大きくなる
- アイドリング中の振動増大
- 加速・減速時のゴトゴト音
- シフトショック増加
といった症状が現れます。
●ペンドラムサポートとは?
ペンドラムサポート(トルクロッド)は
エンジンの前後方向の振れを抑制する重要部品 です。
ゴムブッシュが潰れてしまうと、アクセルオン・オフ時のショックが大きくなり、ミッションやドライブシャフトへの負担も増えることがあります。

取り外した部品の状態と交換後の変化
取り外したエンジンマウントは
ゴムのひび割れ・ヘタリが進んでおり、十分な支持力を維持できていない状態でした。
ペンドラムサポート側もブッシュ潰れが確認できました。



新品の純正部品へ交換することで…
●交換後の体感向上ポイント
- アイドリングの振動が大幅に減少
- アクセルオン/オフ時のショックが軽減
- エンジンの揺れが減り、静粛性が向上
- シフトフィールが滑らかになる
F56系で多い劣化ポイントのため、走行距離5〜7万kmあたりで一度点検されることをおすすめします。



過去の エンジンマウント交換事例 はこちら
👉 https://raikopower.com/category/blog/maintenance/engine_mount/
LCI2純正サイドフラッシャー(LED)装着
今回同時に、
2021年3月のマイナーチェンジ後(LCI2)に採用された純正LEDサイドフラッシャー を装着しました。


F56 前期〜LCIモデルのサイドフラッシャーは電球式ですが、LCI2は LED化され、発光の美しさ・視認性が向上 しています。

●装着時のポイント
LED化に伴い、
球切れチェックキャンセルのコーディング施工 を行ない、警告灯点灯の回避と正常動作を確認しています。


LCI2純正LEDサイドフラッシャーの作業一覧
👉 https://raikopower.com/tag/mini-custom-lci2-sideflasher/
LED化は特に見た目のアップグレード効果が大きく、
F56のサイドビューにスタイリッシュな印象が加わります。
ライコウのこだわり|確実な診断と丁寧な作業
ライコウでは、BMW/MINI専用の診断機 ISTA を使用して
エラー確認 → 作業 → 再チェック を徹底しています。
また、
- 純正部品の正しいトルク管理
- ブッシュの組付け角度
- ECU側の警告確認
など、長年の経験に基づくポイントを押さえて作業しています。
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