
MINIクロスオーバーF60 ID6化とカープレイ有効化。HMIバージョン更新を実施しID6化とフルスクリーンカープレイを実現しました。


車両情報
| 車種 | ミニ クロスオーバー(F60) LCI ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
| 初年度登録 | 2021年 |
| 都道府県 | 京都府 |
MINI クロスオーバー(F60 JCW)HMIアップデートでID6化&フルスクリーンCarPlay有効化
京都府よりご来店いただきました。
クロスオーバー(F60)へお乗り換えされ、最終型に近い仕様へアップデートしたいとのご相談です。
今回の車両は2021年1月製造。LCIモデルでオーディオパネルはフラット仕様ですが、表示デザインはID5のままでした。
クロスオーバー(F60)は2021年3月製造以降からID6デザインが採用されており、見た目や操作性に違いがあります。

ID6デザインへ変更するためには、HMIバージョンが「ID5_2103」以降であることが条件となります。
しかし現状はID5_2007で条件未達。そこで、プログラミングによるHMIバージョン更新を実施しました。

F60 ID6化|HMIバージョン更新とID6デザイン化
HMIバージョンを更新後、
- メーターパネルデザインのID6化
- センターディスプレイのID6化
を行いました。
ID6化により、
- 横スライド式のアイコンメニュー
- カラーワールドによるテーマカラー変更
が可能となり、最終型F60に近い表示仕様へ進化しています。





ID6デザイン変更については、これまで50台以上の施工事例があります。
実際の施工例は
👉 https://raikopower.com/category/blog/maker_option/display_design_id6/
でご覧いただけます。
純正Apple CarPlay有効化&フルスクリーン表示
HMIバージョン更新により条件を満たしたため、認証コード方式で純正Apple CarPlayを有効化しました。

さらに今回は、CarPlayを2/3画面ではなくフルスクリーン表示に設定しています。
ワイヤレス接続・タッチ操作に対応し、ナビ・音楽・通話を純正システムと同等の操作感で使用可能です。




Apple CarPlay有効化の詳細や対応車種は
👉 https://raikopower.com/category/blog/maker_option/retrofit_applecarplay/
でも多数ご紹介しています。
※HMIバージョンが古い場合は、今回のように事前のプログラミング作業が必要になるケースがあります。
施工したコーディング内容
今回のコーディング施工は2項目です。
- エンジン始動時にアイドリングストップをオフ
- グリーンモード選択時のアイドリングストップ強制オンを無効化
走行モードに左右されず、毎回の操作を減らしたい方に人気の設定です。
コーディング項目の一覧は
👉 https://raikopower.com/coding-list/
からもご確認いただけます。
作業のポイントと注意事項
- ID6化にはHMIバージョン条件があります
- 条件未達の場合はプログラミング作業が必須
- ディーラーでの再プログラミングにより
設定が初期化される可能性があります - CarPlayは再有効化対応(初回無償)も行なっています。
車両状態によって施工内容が変わるため、事前診断を推奨しています。
まとめ
2021年式MINI クロスオーバー(F60 JCW)に対し、
- HMIバージョン更新
- メーター&ディスプレイID6化
- 純正Apple CarPlay有効化(フルスクリーン)
- 実用性重視のコーディング施工
を実施しました。
年式や装備差による「惜しい仕様」を、最終型に近づけるアップデートとしておすすめの内容です。
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