BMW F34 ロービーム異常の原因を点検|キセノンバルブ(D1S)球切れ事例

BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) ロービーム異常 警告が表示。キセノンヘッドライト不点灯の原因を専用診断機で点検し、D1Sバルブ球切れを特定。LED化のご提案も紹介。

BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) 328i
BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) 328i

車両情報

車種BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) 328i
初年度登録2013年
都道府県東京都

BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34) ロービーム異常の原因を点検|キセノンバルブ(D1S)球切れを確認

BMW 3シリーズグランツーリスモ(F34)にお乗りのお客様から、ヘッドライト点灯不良のトラブルでご相談をいただきました。

車両には「左ロービーム異常」の警告が表示されており、助手席側ヘッドライトのロービームおよびハイビームが点灯しない状態でした。

今回はその原因を点検し、不具合箇所を特定しましたので作業内容をご紹介します。

ヘッドライト点灯不良の症状|「左ロービーム異常」警告

東京都からご来店いただきました。

助手席側ヘッドライトのロービームとハイビームが点灯しない状態となり、メーターパネルには

「左ロービーム異常」

の警告が表示されていました。

「左ロービーム異常」の警告

実際にヘッドライトを点灯させて確認してみると、助手席側ヘッドライトが完全に不点灯となっています。

助手席側ヘッドライトが完全に不点灯

専用診断機(ISTA)による車両診断

BMW純正診断機である ISTA を使用して車両診断を行なったところ、下記エラーが記録されていました。

左ロービームの不具合またはバイキセノン再点火失敗

ただし、このエラーコードだけでは故障箇所を完全に断定することはできません。

専用診断機(ISTA)による車両診断

BMW F30/F31/F34のキセノンヘッドライト構造

3シリーズ(F30 / F31 / F34)のキセノンヘッドライトは、最新車両のLEDヘッドライトのような複雑な電子制御ではありません。

そのため、ヘッドライトが点灯しない場合は比較的原因を特定しやすい構造となっています。

主に想定される原因は以下の3点です。

想定される故障原因

・キセノンバルブ(D1S)の球切れ
・バラスト(点灯制御ユニット)の故障
・コネクター接触不良またはハーネス断線

そのため、これらを 順番に確認して原因を特定していきます。

キセノンバルブ(D1S)の入替テスト

まず最も発生しやすい

キセノンバルブ(D1S)の球切れ

を確認します。

正常に点灯している右側ヘッドライトのバルブを取り外し、助手席側ヘッドライトへ取り付けて点灯確認を行ないます。

この方法で点灯する場合は バルブの球切れが原因 と判断できます。

ただし注意点として、不点灯の原因がバラストなど別にあった場合、
正常なバルブまで破損する可能性があります。

そのため慎重に確認作業を行ないます。

点検結果|キセノンバルブ(D1S)の球切れ

入替テストの結果、

右側の正常バルブを左側に装着すると正常点灯

しました。

右側の正常バルブを左側に装着すると正常点灯

この結果から今回の原因は

キセノンバルブ(D1S)の球切れ

と判明しました。

取り外したバルブを確認すると、発光部が黒く変色しており、明らかな劣化が見られました。

キセノンバルブ(D1S)の球切れ
発光部が黒く変色しており明らかな劣化

LEDバルブへの交換をご提案

通常であればキセノンバルブの交換修理となりますが、お客様から

「この機会にLED化したい」

とのご要望をいただきました。

そのため今後、

キセノンヘッドライト用LEDバルブ

へ交換させていただく予定となりました。

同様のトラブルが続けて発生

実は今回の点検作業中、同様の症状の BMW 3シリーズ(F30) のお客様がご相談で来店されました。

そのお客様はディーラーにて見積もりを取られており、

キセノンバルブ左右交換で約12万円

との提示だったそうです。

キセノンからLED化するメリット

キセノンヘッドライト用LEDバルブへ交換する場合、

取付工賃込みでも4万円未満

で施工可能です。

つまり、

ディーラー交換費用の約1/3

の費用でLED化できます。

さらにLED化することで

・明るさの向上
・白くシャープな光色
・長寿命化

といったメリットも期待できます。

なおライコウでは 信頼性の高いBELLOF製LEDバルブ を使用して施工しています。

同様の相談が立て続けに発生

不思議なことに、同様の相談が

ライコウ横浜店で立て続けに3件

ありました。

キセノンバルブは消耗品のため、
10年前後経過した車両では球切れが発生しやすいタイミングでもあります。

同様の症状でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ|F34のロービーム異常はバルブ球切れの可能性が高い

BMW 3シリーズ(F30 / F31 / F34)のキセノンヘッドライトで

ロービーム異常の警告

が表示された場合、

比較的多い原因は

キセノンバルブ(D1S)の球切れ

です。

ただしバラストなど他の故障の可能性もあるため、

専用診断機による点検と実車確認

が重要になります。

ヘッドライトの不点灯や警告表示でお困りの方は、ライコウまでご相談ください。