ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS 助手席側の自動防眩ミラー後付|制限速度情報表示(SLI)機能追加も同時施工|静岡県

静岡県よりミニ クラブマン(F54)LCI クーパーSのお客様にご来店いただきました。今回のご依頼は、助手席側ドアミラーへのF54 自動防眩ミラー後付と、メーターパネルへ制限速度情報表示(SLI)を追加するコーディングの2点です。純正では自動防眩が運転席側ドアミラーとルームミラーだけの設定となっているため、助手席側にも同じ機能を持たせる施工を行ないました。

ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
車種ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーS
年式(初年度登録)2020年
来店エリア静岡県

ミニ クラブマン(F54)助手席側ドアミラーへ自動防眩ミラーを後付装着

助手席側ドアミラーへ自動防眩ミラー

ミニ クラブマン(F54)には、運転席ドアミラーとルームミラーに自動防眩機能が搭載されています。一方で、助手席ドアミラーには標準では採用されていません。そこで今回は、助手席ドアミラーにも自動防眩機能を後付け装着しました。

運転席ドアミラーとルームミラーに自動防眩機能が搭載
運転席ドアミラーとルームミラーに自動防眩機能が搭載

自動防眩は、ルームミラーに内蔵されたセンサーが前方と後方の照度差を検知して作動します。夜間走行中に後方からライトが照射されると、ミラーが自動防眩機能によりブルー色に変色してくれます。ミラー面に青いスモークがかかったような状態へ変化し、後続車のヘッドライトの映り込みが緩和されるという仕組みです。作動のきっかけを検知しているのはルームミラー側のセンサーで、ドアミラー単体が明るさを判断しているわけではありません。

助手席側のミラーガラスを防眩仕様のものへ交換

施工は、助手席側のミラーガラスを防眩仕様のものへ交換する内容です。今回はMINI純正のミラーガラスを使用しました。左側専用の設定で、ミラーヒーターとワイドアングルが備わったガラスです。車両側との接続にあたっては、ライコウでは配線の被覆を割って接続するエレクトロタップは一切使用しません。経年での接触不良や断線につながるためで、車両の配線を傷めない方法で確実に結線しています。

防眩機能がしっかりと働き、濃い目のブルーへ変色

取り付け後の動作確認は2段階で行ないました。まず診断機からドアミラーの防眩を強制的に作動させ、ミラーの内側が青みを帯びることを確認します。ただし診断機からの強制動作は60%程度の作動量にとどまるため、変化が分かりづらいのが実際のところです。そこでルームミラーへ実際に光を当てて動作チェックを行なうと、防眩機能がしっかりと働き、濃い目のブルーへ変色することが確認できました。片側だけが防眩仕様という状態には若干の違和感がありますが、両側が揃うことで見え方が統一され、夜間の後方確認も自然になります。

F54 制限速度情報表示(SLI)の機能追加コーディング

制限速度情報表示(SLI)

続いて、制限速度情報表示(SLI)の機能追加を行ないました。SLIは、ナビゲーションの地図データに収録されている制限速度情報と、フロントカメラが認識した道路標識という2系統の情報をもとに、そのときの制限速度をメーターパネルやヘッドアップディスプレイへ表示する機能です。走行中に現れた制限速度の標識を認識して数値が切り替わるほか、追越禁止の標識を認識するとメーターパネルとヘッドアップディスプレイに追越禁止のアイコンが表示されます。このアイコンは日本の標識そのままのデザインではない絵柄で表示されます。

【メーターパネル】【ヘッドアップディスプレイ】のメニューの中に【制限速度情報】の項目

機能を追加すると、iDrive画面の【メーターパネル】【ヘッドアップディスプレイ】のメニューの中に【制限速度情報】の項目が現れ、表示のオン・オフを車両側で選べるようになります。対象となるのはフロントカメラを装備した車両で、カメラが装着されていない車両では追加できません。また、2020年7月以降に製造されたMINI・BMWでは、機能を動作させるためにメーカーの正規認証コードを購入して車両へインストールする工程が必要になります。コーディングだけでは呼び出せないため、車両の製造時期を確認したうえで必要な工程を判断しています。

制限速度をメーターパネルやヘッドアップディスプレイへ表示する機能

施工にあたっては、ISTAで車両の状態を確認しながらE-Sysでコーディングを進め、SLIの機能が呼び出されるようパラメーターを書き換えます。なお、書き換えを行なうECUの内容によっては、センターパネルにあるプログラマブルボタン(1〜6のショートカットボタン)に登録した設定や、トリップメーターの値がリセットされる場合があります。施工前にお伝えしたうえで作業を進めています。

最後に実車で試走し、制限速度の標識を認識してメーターパネルへ数値が表示されるか、追越禁止のアイコンが意図したとおり出るか、標識認識のタイミングや表示の切り替わりに違和感がないかまで確認したうえでお渡ししました。ミニ クラブマン クーパーSへの制限速度情報表示(SLI)の後付は、純正装備と同等の表示動作でお使いいただけます。

まとめ

  • ミニ クラブマン(F54)LCI クーパーSの助手席側ドアミラーへ、自動防眩ミラーを後付装着しました
  • 純正では運転席ドアミラーとルームミラーのみの自動防眩を助手席側にも追加し、夜間に後方からライトが当たるとミラーがブルー色に変色します
  • 使用したのはMINI純正のミラーガラスで、ミラーヒーターとワイドアングル付の左側用です
  • あわせて制限速度情報表示(SLI)の機能追加を行ない、メーターパネルへ制限速度と追越禁止のアイコンが表示されるようになりました
  • SLIはフロントカメラ装着車が対象で、製造時期によっては正規認証コードのインストールが必要になります

ミニ クラブマン(F54)への自動防眩ミラーの後付や、メーターまわりの機能追加をご検討中でしたら、ライコウまでお気軽にご相談ください。お乗りの車両の装備と製造時期を確認したうえで、施工できる内容をご案内いたします。