BMW 2シリーズ グランクーペ(F44)218i デイライトLEDモジュール交換|焼損した導光体を削り再生させ発光輝度を復活|千葉県

今回ご紹介するのは、F44 デイライトLEDモジュール交換とアクリル導光体のリペア修理の事例です。千葉県からご来店いただいたBMW 2シリーズ グランクーペ(F44)218iは、助手席側の外側デイライトが点灯せず、かろうじて薄く光っているだけという状態でした。弊社のYouTubeをご覧になってご連絡をいただき、今回は片側の故障箇所のみの修理をご希望とのことでお預かりしています。

BMW 2シリーズ グランクーペ(F44)218i
BMW 2シリーズ グランクーペ(F44)218i
車種BMW 2シリーズ グランクーペ(F44)218i
年式(初年度登録)2021年
来店エリア千葉県

デイライト導光体の焼損部をリペア作業

助手席側ヘッドライトは、外側のデイライトがほとんど点灯していない状態

入庫時の助手席側ヘッドライトは、外側のデイライトがほとんど点灯していない状態でした。デイライトは、LEDの光をアクリル製の導光体に通して線状に光らせる構造になっています。

LEDの発熱によって、光の入口にあたる導光体が焼損

そのLEDの発熱によって、光の入口にあたる導光体が焼損してしまうと、アクリルが透明度を失って光を導けなくなり、発光が暗くなったり、ほとんど光らなくなったりします。今回もこの焼損が症状の原因でした。

LEDの発熱によって、光の入口にあたる導光体が焼損

F44はデイライトの作業にあたってフロントバンパーの脱着が必要になります。ヘッドライトを車両から取り外して分解し、焦げ付いてしまった部分を削り落とすリペア修理を行ないました。

光沢のある綺麗な面へと仕上げ

削り落としたあとはサンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨し、平らな面から滑らかな面、そして光沢のある綺麗な面へと仕上げていきます。この部位はヘッドライトASSY交換で対応されることが多いのですが、ライコウではヘッドライトを分解してリペアする方法で対応しています。

削り落とした分を継ぎ足す「再生治療」でLEDと導光面の距離を縮める

傷損の度合いがひどく、1cm程度削り落とす

今回は傷損の度合いがひどく、1cm程度削り落とさないと綺麗な面に仕上げられませんでした。ただ、この状態のままLEDモジュールを交換して点灯させると、削り落とした分だけLEDと導光面の距離が開いてしまい、デイライトの発光が暗くなるのは明白です。そこで、削り落とした分を継ぎ足す再生治療を行ないました。

6mm程度の円柱を接着しLEDと導光面の距離を短縮

厚みが6mm程度の円柱をご用意していますので、それをリペアした面に接着剤で取り付けます。そうすることによってLEDと導光面の距離が縮まり、明るさが復活してくれるという考え方です。焼損のダメージが大きいほど削り落とす量は増えていきますが、その分を継ぎ足して距離を詰めることで、大きく削ったケースでも発光輝度を取り戻せるようにしています。

F44 デイライトLEDモジュール交換(助手席側)を施工

LEDモジュールにダメージ

アクリルの導光面をリペアしても、光っている素子側であるLEDモジュールにダメージが残っていれば、発光状態は元に戻りません。今回は助手席側のLEDモジュールをBMW純正の新品に交換させていただきました。焼損の原因となったモジュールを新品に置き換えることで、リペアした導光面へクリアな光を照射できるようになります。

外側デイライトの発光輝度が復活

再生治療を行なった導光面にBMW純正新品のLEDモジュールを組み合わせ、ヘッドライトを車両に装着した状態でヘッドライトの点灯チェックを行ないました。その結果、内側のデイライトと明るさが変わらない程度まで、外側デイライトの発光輝度が復活してくれました。

今回は片側の故障箇所のみの修理をご希望でしたので、運転席側は未施工です。焼損は進行するほど削り落とす量が増え、仕上がりの明るさにも影響してきます。デイライトの不点灯や、茶色く変色したような発光に気づいた段階でご相談いただくほど、ヘッドライト修理は有利に進められます。

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まとめ

  • 助手席側の外側デイライトがほとんど点灯しない症状は、LEDの発熱によるアクリル導光体の焼損が原因
  • 焼損部を1cm程度削り落とし、サンドペーパーで段階的に研磨して光沢のある導光面に仕上げ
  • 削り落とした分を厚み6mm程度の円柱で継ぎ足す再生治療を行ない、LEDと導光面の距離を短縮
  • BMW純正新品のLEDモジュールへ交換し、点灯チェックで内側デイライトと変わらない明るさまで輝度が復活
再生治療を行ないデイライトの輝度が復活

導光面を光沢のある綺麗な面に仕上げる。大きく削った場合は再生治療を行なって、LEDと導光面の距離を縮める。ライコウ独自のやり方を、これからも進化させていきます。BMW 2シリーズ グランクーペ 218iのようなデイライトの不点灯・暗さでお困りでしたら、ヘッドライト修理はライコウにお任せください。