デイライトが不点灯になってしまったXD3(G01)のLEDモジュール交換修理をご依頼いただきました。
ディーラーへご相談された際にライコウをご紹介いただきご来店です。
いざLEDモジュールを交換しようとしたらヘッドライト内でアクリルが茶色く焦げて溶解している重症でした。
通常ならヘッドライトも交換となりますが、
ヘッドライト内のアクリルをリペア修理して対応しました。
BMWもMINIもデイライト部の不具合が頻発しています。
ライコウならヘッドライトを交換せずヘッドライト内のアクリルリペア修理で解決できるかもしれません。
車両情報
車種 | ALPINA ( アルピナ ) X3 ( G01 ) XD3 |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 東京都 |
助手席側ヘッドライトのデイライト不点灯修理作業
内側のデイライトが不点灯のトラブル
助手席側ヘッドライトのデイライトが内側不点灯となってしまったトラブルでご来店です。
デイライト発光するLEDモジュールの故障のようです。
そのためBMW純正パーツのLEDモジュールを新品へ交換します。
X3(G01)の場合、1つのLEDモジュールで内側と外側の両方を発光させる仕組みになってます。
それぞれにホワイト発光するLED素子が3個配置されてます。
ヘッドライトのLEDモジュール交換作業
LEDモジュールを交換するに当たりヘッドライトを取り外す必要があります。
また、ヘッドライトを取り外すためにはフロントバンパーを取り外さなければなりません。
フロントバンパーの隙間からヘッドライトを取り出します。
ヘッドライトの裏側にLEDモジュールが取り付けられてます。
壊れてしまってるLEDモジュールを取り外すと大変なことになってました(;'∀')
デイライト発光させるためのアクリルが茶色く焦げてます・・・。
これだけのダメージがあるとヘッドライトは交換か・・・。
よく見るとアクリルは茶色く焦げてるどころか溶解しています。
取り外したLEDモジュールをみると、溶解したアクリルが付着しています。
これではLEDモジュールをBMW純正の新品へ交換しても、まともに発光してくれません。
デイライトが茶色く暗く発光する可能性大です。
ヘッドライトも新品へ交換しないとまともに発光してくれないでしょう。
しかし、ここで諦めません!
アクリル部分のリペアにチャレンジっ!
アクリルの茶色く焦げたところをゴシゴシと削り落としていきます。
そして、茶色くなったアクリルをここまで復旧できました。
焦げた部分を無くすためにアクリルを約5ミリ程度削り落としました。
そして、BMW純正の新品LEDモジュールをヘッドライトへ取り付けて点灯チェックします。
デイライト発光させた状態のヘッドライトは、白さを取り戻してくれました(^^)/
しかしながら運転席側のデイライトと比較すると助手席側の内側は若干光量が少ないです・・・。
ライト点灯させた状態だとリングライトは発光輝度が下がった状態で発光します。
ライト点灯時の発光輝度はあまり気になりません。
ヘッドライトが点灯しているとリングライトの発光輝度の違いは判らないです。
お客様にデイライト発光時の輝度の差をご確認いただきOKをいただきましたので修理完了です。
本来だとヘッドライト交換まで必要な状態でした。
ヘッドライト内のアクリルをリペアすることでヘッドライト交換をせずに対処できた事例となります。
それにしてもLEDモジュールにアクリルが溶解して付着している状況には驚きました(;'∀')
ディーラーのメカニックさんと話をしていてもBMWやMINIのヘッドライトで同様の点灯不良が頻発しているようです。
そのためゴミ箱は不良ヘッドライトの山らしいです・・・。
昨年までは聞くことが無かったトラブルですので、今年の酷暑が影響しているのではないかと推測してます。
今回の場合も通常だとヘッドライトは交換する必要があります。
ちなみにX3(G01) 前期モデルのLEDヘッドライトは430,000円(税別)です。
今回はLEDモジュール交換とヘッドライトリペア修理だけで作業を完了できました。
BMW専門店のライコウでは、ヘッドライトを交換せずにヘッドライト内のアクリルをリペアして修理することが可能です。
ただ、ヘッドライトのダメージ度合いによってはリペアしきれない場合があるかもしれません。
ヘッドライトのデイライト発光色が茶色くなってきたり、不点灯になってしまったというトラブルに見舞われた場合、ぜひBMW専門店のライコウへご相談ください。