
BMW 1シリーズ(F20)前期型の純正モニターがひび割れと気泡で見づらくなったため、視認性良好な中古モニターへ交換修理を行いました。新品は約45万円と高額なため、コストを抑えて安心してご利用いただける修理方法です。ヘッドユニット適合や中古部品選定の注意点も詳しく解説。

車両情報
車種 | BMW 1シリーズハッチバック(F20) 116i |
初年度登録 | 2013年 |
都道府県 | 大阪府 |
作業内容
ひび割れたモニターを交換修理
モニター劣化の症状とリスク
📷 クラックが入ったモニター


ご相談いただいた内容は「モニターが非常に見づらい」というもので、具体的には以下の症状が発生していました。
- 表面ガラスと液晶の間にクラックや気泡
- ナビ画面が白くモヤがかかったように表示
- バックカメラや車両情報が確認しづらい
このような劣化は経年によるものが多く、F20前期型ではよく見られる不具合のひとつです。
安全運転に支障が出る前に、早めの対策が必要です。
修理方法と使用パーツについて
モニター交換に使用したのはBMW純正モニターの中古品です。
新品の場合、定価が450,000円(税別)と非常に高額なため、状態良好な中古品を調達してコストを抑えました。
ただし、F20のモニターは下記のようなリスクがあります:
- ドット抜け
- 液晶の黄ばみやムラ
- クラックや気泡
- 型式・ヘッドユニットとの適合性の問題
そこで、ライコウでは事前に実機チェックを行い、視認性に問題がないモニターのみを選定・使用しています。
モニター交換作業の様子
📷 中古モニターへ交換

交換作業は専用工具を使ってモニターを取り外し、新しいモニターに交換。
車両側との通信や表示動作を丁寧にチェックしながら作業を進めます。
動作確認済みのモニターに交換したことで、ナビ画面もクリアに表示され、バックカメラや車両メニューも快適に確認可能になりました。
作業後の仕上がりとお客様の反応
📷 交換後のクリアなモニター画面


お客様からは「モニターが新品のように見える!」「視認性が良くなってストレスがなくなった」と喜びの声をいただきました。
今回の修理での注意点とポイント
- BMW F20には複数のヘッドユニット仕様(CIC/NBTなど)が存在するため、適合するモニターの選定が重要
- 中古パーツには個体差があり、信頼できるルートでの調達と実機確認が必須
- モニターの破損状態によっては操作パネルや配線に影響が出ているケースもあるため、プロによる総合チェックが推奨されます
中古モニター修理のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
新品に比べて費用を大幅に抑えられる | 状態の良いモニターが市場に少ない場合がある |
すぐに交換できる即日対応が可能 | モニターの適合確認が必要なため個人での購入はリスクあり |
まとめ
BMW F20前期型におけるモニターの劣化は、中古パーツを用いた交換修理でリーズナブルに対応可能です。
ライコウでは部品選定から作業完了後の動作チェックまで一貫対応。
安心してお任せいただける体制を整えております。
BMW・MINIのモニター不具合や液晶表示トラブルでお困りの際は、ぜひライコウへご相談ください。