
滋賀県よりご来店いただいたBMW 1シリーズ(F20)LCI 118iに、F20 DSCセンサー交換を行ないました。メーター内に「歩行者警告機能が制限されました」「追突警告機能が制限されました」の表示とRPAの異常が出ているという状態でのご相談です。ABS警告の点検とISTA診断で原因を絞り込み、左リアのDSCパルスセンサーを純正新品に交換しました。


| 車種 | BMW 1シリーズ(F20)LCI 118i |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2017年 |
| 来店エリア | 滋賀県 |
ABS警告点検とISTA診断で警告メッセージの原因を調査

今回のご相談は、メーター内に「歩行者警告機能が制限されました」「追突警告機能が制限されました」という2つのメッセージが表示され、あわせてRPAにも異常が出ているというものでした。複数の運転支援機能がまとめて制限されている状態のため、まずはどこに原因があるのかを切り分けるところから始めます。
ライコウでは、ABS警告灯やメーター内の警告メッセージが出ているおクルマの修理を、症状をうかがってすぐに部品を交換するのではなく、まず現車の状態を目視で確認し、そのうえで専用診断機で原因を調べるという順序で進めています。今回もBMW専用の診断ツールであるISTAで車両診断を行ない、どのシステムにどのエラーが記録されているのかをデータで確認しました。

ISTAでの車両診断の結果、左リアのスピードセンサーの故障と断定されました。タイヤの回転を読み取っているセンサーで、部品としての名称はDSCパルスセンサー(ホイールスピードセンサー)になります。
診断を実施したのは7月18日で、その結果をもとに純正部品を発注し、部品が入荷した8月1日に交換作業を行なうという二段構えの流れで進めました。原因を確定させてから必要な部品だけを取り寄せる進め方です。
F20 DSCセンサー交換|左リアのDSCパルスセンサーを純正新品へ

原因が左リアのスピードセンサーと確定しましたので、純正新品のスピードセンサーに交換させていただきました。使用した部品は左リア用のDSCパルスセンサーと、リペアソケットハウジングです。
このセンサーが壊れるとタイヤの回転を正しく認識することができませんので、その信号を使っている安全装備がそれぞれ機能停止してしまいます。今回メーターに表示されていた歩行者警告機能・追突警告機能の制限やRPAの異常も、もとをたどれば1つのセンサーの故障が引き金になっていたということになります。
ライコウでは、診断によって原因が特定できているのであれば、その部品だけを純正新品に交換して直す方針をとっています。周辺部品までまとめて交換すれば確実さは増しますが、そのぶん費用は膨らみます。原因を1点に絞り込めていれば、必要な範囲の交換で現実的な費用に収めることができます。

交換後はエラーが消え、問題なく乗っていただける状態になりました。メーター内に出ていた警告メッセージも表示されなくなっています。
まとめ
- メーター内の「歩行者警告機能が制限されました」「追突警告機能が制限されました」の表示とRPAの異常が同時に発生していた
- 現車確認のうえ、専用診断機ISTAでの車両診断を実施し、左リアのスピードセンサーの故障と断定
- 左リア用のDSCパルスセンサーとリペアソケットハウジングを純正新品に交換
- このセンサーが壊れるとタイヤの回転を正しく認識できず、安全装備がそれぞれ機能停止してしまう
- 交換後はエラーが消え、問題なく乗っていただける状態に復帰
BMW 1シリーズ 118iをはじめとするF系BMWの警告メッセージでお困りでしたら、ライコウにご相談ください。原因の切り分けから純正部品での交換まで、一連の流れで対応いたします。
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