
BMW 3シリーズツーリング G21 セキュリティライトプラスを装着。純正風の点滅発光で防犯性と安心感を高めました。


車両情報
車種 | BMW 3シリーズツーリング(G21) LCI 320d |
初年度登録 | 2024年 |
都道府県 | 大阪府 |
ご入庫いただいた車両について
今回ご紹介するのは、BMW 3シリーズツーリング(G21)の2024年式LCIモデル、グレードは320dです。大阪府からわざわざライコウへご来店いただきました。オーナー様は日常的に長距離移動が多く、燃費性能と快適性のバランスに優れるディーゼルモデルを選ばれています。最新のLCIモデルということもあり、フロントフェイスやインテリアデザインも洗練されており、非常に完成度の高い車両です。
しかし純正状態では、ETC内蔵ルームミラー下部に設けられたセキュリティライトが機能しません。これは純正アラームシステムがオプション装着されていないためで、点滅発光が一切行われない仕様となっています。外観上はセキュリティライトのランプ部分が備わっているにもかかわらず点灯しないため、防犯面で物足りなさを感じられる方も少なくありません。
📸 ETC内蔵ルームミラー下部に設けられたセキュリティライト

今回のお客様も同様のご要望をお持ちで「純正らしさを崩さず、きちんと点滅して欲しい」とのご依頼をいただきました。後付の社外製セキュリティ装置のように大掛かりな配線作業や加工は求めておらず、あくまで“純正風の動作”が条件です。そこでご提案させていただいたのが、ライコウオリジナルの セキュリティライトプラス です。
セキュリティライトプラスは、BMWやMINIの純正アラームシステム装着車の点滅周期をオシロスコープで解析し、それを忠実に再現したユニットです。結果として、見た目も点滅のタイミングも純正そのもの。しかも配線加工や車両への大きな負担を伴わずに施工できるため、純正アラーム非搭載車のユーザー様から高い評価をいただいています。今回のG21でも、違和感のない仕上がりを実現できました。
セキュリティライトプラス装着作業
セキュリティライトプラスの装着作業は、車両のインテリアを大きく分解する必要はありません。ETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライト部へアクセスし、専用ハーネスとユニットを接続することで施工が完了します。加工を極力排除した設計になっているため、作業時間は比較的短く、施工後に純正状態へ戻すことも可能です。
ポイントとなるのは、点滅パターンの再現性です。BMW純正アラームシステム装着車は、ドアロック後に一定周期でセキュリティライトが赤色点滅を繰り返します。この点滅は単純なON/OFFではなく、わずかにディレイが入る独自のタイミングで制御されています。その挙動を正確に模倣するため、ライコウでは実際の純正車両からオシロスコープで点滅波形を計測し、専用回路に落とし込んでいます。これにより、社外品によく見られる「点滅が速すぎる」「光が強すぎる」といった不自然さが一切なく、純正装着車と見分けがつかない自然な発光を実現しています。
また、施工にあたってはキーレスリモコン操作やコンフォートアクセスに連動して動作するよう設計されています。ドアを施錠すると数秒後に点滅が開始され、解錠すれば即座に消灯。車内のドアロックスイッチや走行中の車速連動ロックでは反応しない仕様となっており、誤作動の心配がありません。これは実用性と信頼性を両立するうえで大切なポイントです。
このようにセキュリティライトプラスは、純正部品を追加したかのようなナチュラルな仕上がりを短時間で実現できるため、多くのお客様にご満足いただいています。
📸 セキュリティライトプラスの装着

装着後の動作確認と特徴
施工完了後は必ず動作確認を行い、オーナー様にもご覧いただきます。今回のG21でも、ドアロック後にセキュリティライトが純正同様のテンポで点滅を開始し、オーナー様から「本当に純正オプションが付いているみたい」とのお言葉をいただきました。
装着後の特徴は以下の通りです。
- 純正アラーム装着車と同一の点滅パターン
発光の強さやテンポまで忠実に再現しているため、違和感がありません。 - キーレスリモコン&コンフォートアクセス連動
施錠・解錠に合わせて確実にON/OFFします。 - 誤作動防止設計
車内スイッチ操作や車速連動ロックでは作動しない仕様。
この機能によって、防犯意識の高いオーナー様や街中での駐車が多い方にも安心してご利用いただけます。特に夜間の駐車場や人目につかない場所では「点滅している」というだけで抑止力が働くため、実際に盗難防止効果が高まります。
また、セキュリティライトは単なる演出ではなく、「車両が守られている」というオーナー様自身の安心感につながるのも大きな魅力です。今回の施工でも「これで出先でも安心して停められる」との声をいただきました。
施工メリットと注意点
セキュリティライトプラスを導入する最大のメリットは、純正アラーム未装着車でも純正風のセキュリティ演出を実現できることです。特にBMW G21のように上質なデザインを持つ車両において、後付けのLEDや社外アラームはデザイン的にミスマッチとなることがあります。その点、セキュリティライトプラスは完全に純正のインターフェースを活かすため、外観を損なわず違和感なく装着できるのが大きな強みです。
さらに施工は短時間で完了し、車両への負担も少なく、純正戻しも可能。車検やディーラー入庫時にも不安がありません。
ただし注意点もあります。セキュリティライトプラスはあくまで「純正風の点滅を実現するユニット」であり、実際に純正アラームシステムと同等の防犯機能(侵入センサーやサイレンなど)が備わるわけではありません。つまり、点滅による視覚的な抑止効果はありますが、センサー反応でアラームが鳴るわけではない点をご理解いただく必要があります。
ライコウでは施工前に必ずこの点をご説明し、オーナー様に納得いただいたうえで装着しています。抑止力を高めつつ純正らしさを演出したい方にとっては非常に有効なカスタムですが、より高い防犯性を求める場合は純正アラームシステムや追加セキュリティとの併用をおすすめします。
ライコウの施工実績とご案内
ライコウではこれまで多数のBMWおよびMINIにセキュリティライトプラスを装着してきました。F系・G系問わず幅広い車種に対応しており、今回のG21も含めLCIモデルへの施工実績も豊富です。点滅周期や発光パターンは車種に応じて最適化しており、どのモデルでも純正らしい仕上がりが得られるよう開発を続けています。
セキュリティライトプラスの装着事例はブログ内でも多数ご紹介しております。ぜひ以下のリンクもご覧ください。
👉 セキュリティライトプラス装着事例一覧
防犯性を高めたい、純正風の仕上がりにこだわりたいという方は、ぜひライコウへご相談ください。