
茨城県よりBMW 3シリーズ ツーリング(G21)のお客様にご来店いただきました。おクルマは2026年式のM340iです。納車されたばかりの1台で、日常の使い勝手を高めたいというご希望をいただき、今回はG21 コーディングを4項目施工しました。ドアミラー・アイドリングストップ・ヘッドライトスイッチ・リアゲートと、毎日の操作に関わる部分を標準設定から使いやすい形へ調整しています。


| 車種 | BMW 3シリーズ ツーリング(G21)LCI M340i |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2026年 |
| 来店エリア | 茨城県 |
G21 コーディング4項目を施工
後退時の助手席ミラー下降角度変更(浅く)

後退(バック)時に助手席側のドアミラーが自動で下向きに下降する機能は、標準で備わっています。ただし標準設定の下降角度は車種によって異なり、下がる量が大きいと路面ばかりが映って見づらく感じることがあります。今回はこの下降角度を標準より浅い側へ変更し、後退時に見たい範囲が映るよう調整しました。
なお、助手席側のドアミラーが下降するのは、ドアミラー角度調整のスイッチを運転席側に設定しているときのみです。下降させたくない場面では、角度調整スイッチを助手席側に切り替えていただければ動作しません。
アイドリングストップ状態の前回記憶

標準仕様では、エンジンを始動するたびにアイドリングストップ機能がオンにリセットされます。今回のコーディングでは、エンジン停止時のアイドリングストップの状態を車両側で記憶し、次回エンジン始動時に記憶した状態で立ち上がるように変更しました。アイドリングストップ機能をOFFにした状態でエンジンを停止すれば、次回の始動時もOFFの状態になります。始動時に常にOFFで立ち上がる「デフォルト化」とは異なり、前回の状態をそのまま引き継ぐ方式です。
この項目はiDriveの世代によって対応可否が異なるため、事前に車両側を確認したうえで施工しています。また、エンジン始動時のドライビングモードをエコプロモードに設定している場合は、アイドリングストップOFFの状態を維持できない場合があります。コーディングを施工するECUによっては、トリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリがリセットされる場合があります。
エンジン稼働中ヘッドライトスイッチOFF有効化


標準仕様では、エンジン作動中はヘッドライトスイッチの【OFF】機能が動作しません。コーディング施工により、停車中および低速走行時にヘッドライトスイッチの【OFF】が動作するようになります。動作するのは停車中と低速走行時に限られるため、通常の走行速度域では従来どおりの動作となります。ライトスイッチの【0】ポジション時にヘッドライトが自動点灯する機能を解除する項目とは、内容が異なります。
室内トランクボタンでリアゲートオートクローズ有効化

標準では、室内のトランクボタン操作はリアゲートを開けるオートオープンのみが動作し、閉じる動作には対応していません。今回のコーディングで、室内のトランクボタン操作でリアゲートのオートクローズも動作するようになりました。荷物の積み下ろしを終えたあと、運転席まわりのボタン操作だけでリアゲートを閉じられます。電動リアゲートを装備した車両が前提となり、コンピューターのバージョンによっては変更できない場合があります。
コーディングは、車両コンピューターのプログラム自体を書き換えるのではなく、車両に設定されている値を変更する作業です。ライコウではBMW・MINI専用のプロフェッショナルツールを使用し、型式ごとに異なる設定項目を確認しながら施工しています。施工後は変更した項目を一つずつ実車で操作し、狙いどおりに動作するかを確認したうえでお渡ししています。
まとめ
- 後退時に下降する助手席側ドアミラーの角度を、標準より浅い側へ変更
- アイドリングストップの状態をエンジン停止時に記憶し、次回始動時に同じ状態で立ち上がるよう変更
- エンジン稼働中でも、停車中および低速走行時にヘッドライトスイッチの【OFF】が動作するよう有効化
- 室内のトランクボタン操作でリアゲートのオートクローズが動作するよう有効化
納車されたばかりのBMW 3シリーズ ツーリング M340iでも、日常の使い方に合わせた設定変更が可能です。G21のコーディングをご検討の方は、ライコウ横浜店へお気軽にご相談ください。
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