
F10 ヘッドユニット修理のご依頼で、三重県からBMW 5シリーズ セダン(F10)LCI 523d Mスポーツにご来店いただきました。前期のNBT搭載車で、ヘッドユニットが故障し画面のブラックアウトやラジオの無音などの症状が出ている状態でした。専用診断機による原因特定から、事前準備した純正中古ヘッドユニットへの交換まで、当日約1時間で対応した内容をご紹介します。
| 車種 | BMW 5シリーズ セダン(F10)LCI 523d |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2013年 |
| 来店エリア | 三重県 |
BMW 5シリーズ F10 ヘッドユニット修理|NBT故障の症状と診断

ヘッドユニットは、iDriveの画面に地図や各種設定情報を表示させる役割を担う部品です。今回ご来店いただいたF10には第3世代のNBTモデルが搭載されており、2013年式の523dはこの世代に該当します。NBTモデルのヘッドユニットは経年で不具合が出やすい部品で、画面のブラックアウトや再起動の繰り返しといった症状が多く報告されています。

今回の車両では、画面のブラックアウトに加えてラジオが無音になり、ゴング音やCD・DVDの挿入音・取出音も鳴らない状態でした。さらに音楽再生やバックカメラの映像も映らず、走行距離234,182kmまで活躍してきた多走行のお車のなかでも、装備がまとめて使えなくなる不便な状況になっていました。


まず専用診断機を使用して車両診断を行なったところ、ヘッドユニットとの通信が不能になっていることが確認されました。

さらに詳しく状況を確認すると、ヘッドユニットのヒューズが飛んでおり、ヘッドユニット内部でショートを起こして壊れてしまったものと想定されます。この診断結果をもとに、純正中古ヘッドユニットを用意して交換修理を行なう方針としました。
純正中古ヘッドユニットへの交換と認証コード再設定

NBTモデルのヘッドユニットはすでに純正新品の供給が難しく、ディーラーでの修理は高額になりやすいのが実情です。ライコウではNBT中古ヘッドユニットを在庫として確保しており、ナビやバックカメラが使えない不便な期間を短くできるよう、即日・短時間での対応に努めています。


中古ヘッドユニットには、もともと装着されていた車両の車台番号や、その車両のオプション装備に合わせた認証コードがインストールされたまま入っています。このまま別の車両へ移植しても、車台番号などの情報が一致しないため、移植先では正常に動作しません。そのため、ご来店までに今回ご用意した純正中古ヘッドユニットへ車両の車体番号や認証コードをインストールし、プログラムと地図データを最終バージョンへ更新したうえで、4時間程度の動作チェックを行なっております。
この事前準備を済ませておくことで、ご来店当日はヘッドユニットの交換と動作チェックのみとなり、約1時間程度で作業が完了いたしました。







交換後はエンジンを始動してユニットが起動することを確認し、メインメニューから各機能の動作をチェックしています。ブラックアウトしていた画面の表示、ラジオや音楽再生、バックカメラの映像が正常に戻っていることを確認し、お車をお返ししました。

まとめ
- BMW 5シリーズ セダン(F10)LCI 523d MスポーツのNBTヘッドユニットが故障し、画面ブラックアウト・ラジオ無音・バックカメラ不動などの症状が発生
- 専用診断機でヘッドユニットとの通信不能を確認し、ヒューズ断・内部ショートが原因と判断
- 事前準備した純正中古ヘッドユニットへ車体番号・認証コードをインストールし、プログラム・地図データを最終バージョンへ更新
- 来店前に4時間程度の動作チェックを実施し、当日は交換と動作チェックのみで約1時間で完了
NBT搭載のBMW 5シリーズで画面のブラックアウトやナビの不調にお困りの場合、純正中古ヘッドユニットの活用で現実的な費用と短い作業時間での修理が可能です。BMW・MINIのヘッドユニット修理はライコウにお任せください。
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