夜間にリアカメラがハレーションを起こして後方映像が見づらいとのお悩みをお持ちでした。
リアカメラのハレーションはナンバー灯の発光によって起こってしまう現象なので、改善すべく後退時にナンバー灯を消灯させる配線作業を行ないました。
これで夜間後退時の後方視界不良は改善できます。
車両情報
車種 | BMW 5シリーズセダン ( G30 ) LCI M550i |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 東京都 |
作業内容
後退時にナンバー灯を消灯させる配線作業
夜間の後退時にリアカメラが見づらい現象
夜間に後退するとリアカメラが見づらくなってしまう車両があります。
これは、ナンバー灯が明るくてリアカメラがハレーションを起こしてしまってディスプレイに映し出す後方映像が白くなってしまうからです。
そういった方向けに後退時にナンバー灯を消灯させるコーディングがあります。
しかし、一部のF系に限定されておりBMW 5シリーズセダン ( G30 )ではコーディングできません。
そこで、後退時にナンバー灯を消灯させる配線作業を行ないます。
後退時にナンバー灯を消灯させる配線作業
ナンバー灯とバックライトの配線を見つけ出し、部品を取り付けます。
そうすることで後退時にナンバー灯を消灯させることができます。
ライトを点灯させナンバー灯も点灯している状態から、リバースギアに入れるとナンバー灯が消灯します。
ナンバー灯が消灯することでリアカメラの映像はハレーションすることはありません。
また、ナンバー灯消灯はスイッチを設けてON/OFF切り替えできるようにしています。
コーディング項目が存在しない車両でも部品を取り付けて配線作業を行なえば後退時にナンバー灯を消灯させることが可能です。