
BMW M235i F22 EDC キャンセル施工を実施。社外サスペンション交換後のEDCエラーを車両側で無効化し、警告灯や出力制御を防止。デジタルスピード表示などのコーディングも追加。


車両情報
| 車種 | BMW 2シリーズクーペ(F22) M235i |
| 初年度登録 | 2015年 |
| 都道府県 | 千葉県 |
【作業背景】
今回は EDCキャンセル作業 のご依頼をいただきました。
F22 M235i には電子制御サスペンション(EDC)が搭載されていますが、
社外サスペンションへ交換した際にそのまま走行すると、EDCエラーが発生し、出力制御など車両の安全機能が作動してしまう 場合があります。



一般的には市販の「EDCキャンセラー」を追加装着しますが、
キャンセラーでも完全にエラーを抑制できないケースがあるため、
ライコウでは EDC機能そのものを車両側で無効化 する施工をご用意しています。
【EDCキャンセル作業】
● ECU側でEDCを無効化する施工
キャンセラーを追加配線するのではなく、
車載ネットワークからEDCユニットを切り離し、EDC機能を未装備車として認識させるコーディングを実施 します。
- ECUからEDC関連コネクターを外して物理的に分離
- 車両のFA(車両オプションデータ)を調整
- EDC未装備車として動作させるコーディング
- エラー履歴の消去
- ロードテストでエラー再発しないか最終チェック

この方法により、EDC関連のエラーメッセージ・警告灯が表示されなくなり、出力制御も発生しません。

サスペンション交換後の「EDCエラー」でお困りの方に非常に有効な施工です。
【コーディング施工】
今回は2項目のコーディングをご依頼いただきました。
● メーターパネルへデジタルスピード表示追加
視認性の高いデジタル速度表示を追加しました。

● エンジン始動時の走行モードをエコプロモードに設定
始動時のデフォルトを「エコプロ」へ変更しました。

[車種別コーディングリスト]
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