
岡山県からご来店いただきました。BMW M2 コンペティションの運転席側内側のデイライトが暗くなり、茶色っぽく光っていることに気づかれたとのことで、F87 デイライト修理のご相談です。1週間前の洗車時には異常がなく、エンジンを再始動しても改善せず、メーターに警告は出ていない状態でした。施工後は、茶色く暗かった運転席側の内側デイライトが明るく白く発光するように復活し、まだ症状の出ていない助手席側にも予防処置を行なっています。


| 車種 | BMW M2(F87)コンペティション |
|---|---|
| 年式(初年度登録) | 2019年 |
| 来店エリア | 岡山県 |
F87 デイライト修理|焼損した導光体のデイライトリペア施工

入庫時の状態を確認すると、運転席側ヘッドライトの内側デイライトが茶色く暗く発光していました。エンジェルアイとも呼ばれるBMWのデイライトは、LEDの光をアクリル製の導光体に通して発光させる構造です。LEDのすぐ近くにある導光体は熱の影響を受けやすく、LEDの発熱によって焼損してしまうことがあります。透明度を失った導光体は光を導けなくなるため、LEDが点いていても茶色く暗い発光に見えてしまいます。今回の症状も、この導光体の焼損が原因でした。

この部位は、一般的にはヘッドライトをユニットごと交換する対応を案内されることが多い箇所です。ライコウではヘッドライトを丸ごと交換するのではなく、焼損した導光体そのものを修復するリペア修理で対応しています。焼損した部分を削り落とし、サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら磨いて、光沢のあるクリアな面に仕上げます。

導光体の透明度が戻ることで、LEDの光が再び導光体を通って発光するようになります。

導光体を整えても、光源であるLEDモジュール側にダメージが残っていると、明るさや発光色は元に戻りません。今回は運転席側のLEDモジュールにもダメージがありましたので、BMW純正新品に交換いたしました。導光体のリペアとLEDモジュール交換をセットで行なうことが、白い発光を取り戻すためのポイントです。

同じ運転席側の外側のデイライトは、導光体にダメージはありませんでした。ただ、焼損はLEDの発熱という構造的な要因で起こるため、今後同じように焼損してしまう可能性があります。そこで予防措置として、外側の導光体にもリペア修理を行ないました。


助手席側のヘッドライトについても、デイライトの焼損ダメージはありませんでしたが、ご依頼どおり予防修理として処置をさせていただいています。予防処置をしても再発の可能性がゼロになるわけではありませんが、ダメージが浅いうちに手を入れておくことで、将来削り落とす量を抑えられるという現実的なメリットがあります。


作業後に点灯チェックを行なうと、茶色く暗かった運転席側の内側デイライトは、明るく白く発光するように復活いたしました。今回は1週間前の洗車時には異常がなかったという、症状に気づかれてすぐのご相談でした。焼損が進むほど削り落とす量が増えてしまうため、デイライトの色や明るさに違和感を覚えたら、早めにご相談いただくことをおすすめします。
まとめ
- 運転席側の内側デイライトが茶色く暗くなった原因は、LEDの発熱による導光体の焼損でした
- 焼損した部分を削り落として磨くリペア修理を行ない、ダメージのあったLEDモジュールはBMW純正新品に交換しました
- 運転席側の外側デイライトと助手席側ヘッドライトには、焼損ダメージが出る前の予防処置を行ないました
- 施工後は、茶色く暗かったデイライトが明るく白く発光するように復活しました
BMW M2 コンペティションのエンジェルアイが茶色く見える、片側だけ暗いといった症状は、導光体の焼損が進んでいるサインかもしれません。早い段階ほど削る量を抑えたリペアで対応しやすくなりますので、気になる症状がありましたらライコウまでお気軽にご相談ください。
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