BMW X3(G01)M40d エンジェルアイ修理|再発した導光面の焼損を削り落とし白い発光へ復活|岐阜県

岐阜県よりご来店いただいた、BMW X3(G01)M40dのエンジェルアイ修理をご紹介します。2025年1月にデイライトのリペアでご来店いただいたお客様から、「以前リペアした助手席側の内側デイライトが明らかに暗くなってきた」とのご相談をいただきました。同じ症状を扱った弊社ブログをご覧になり、再度修理のご依頼をいただいた一台です。

BMW X3(G01)M40d
BMW X3(G01)M40d
車種BMW X3(G01)M40d
年式(初年度登録)2021年
来店エリア岐阜県

BMW X3(G01)エンジェルアイ導光面のアクリルリペア修理(助手席側)

1年半前に弊社でデイライト導光面のリペアを施工させていただいた車両

今回のお車は、1年半前に弊社でデイライト導光面のリペアを施工させていただいた車両です。その同じ箇所が再び暗くなったとのご連絡をいただき、まずはヘッドライトを車両から取り外して症状を確認しました。分解して内部を見てみると、前回削った部分の導光面が再び焼損している状態でした。

前回削った部分の導光面が再び焼損している状態

BMWのデイライトは、LED光源から出た光を導光用のアクリルに通すことで線状・面状に発光させる構造になっています。LEDは点灯中に発熱するため、その直近にあたる導光面は熱の影響を受け続けます。アクリルが熱で溶解・変色すると光をうまく導けなくなり、茶色味がかった発光や輝度の低下、部分的な消灯として症状が現れます。BMW X3(G01)は前期モデルを中心にこの症状が多く発生しており、弊社でも多数の修理実績があります。

茶色く暗くなっていたデイライトが、明るく白く発光する状態まで復活

リペアでは、焼損して変色したアクリルを削り落とし、サンドペーパーの番手を粗いものから細かいものへ段階的に切り替えながら研磨していきます。平らで滑らかな、光沢のある導光面に仕上げることで、LEDの光が再びアクリルを通って発光するようになります。今回も茶色く暗くなっていたデイライトが、明るく白く発光する状態まで復活しました。

再発事例から見えてきた切削量についての見立て

今回のように、最近リペアさせていただいた部分が再発してしまうという事例から考えてみると、焼損の度合いが低く導光面の切削量が少なくて済む車両においても、ある一定程度の切削量までは削っておかなければいけないのではないかと感じています。一方で削り量が増えるとLEDと導光面の距離が広がり、修理後の輝度の戻り方に影響が出る面もあるため、どこまで削るかの見極めは簡単ではありません。現時点ではあくまで弊社の見立てですが、今回の再発はその判断を考え直すきっかけになりました。

RAIKOではデイライトの焼損修理について、たくさんの事例を経験させていただいております。そういった事例をもとに、少しずつではありますが原因を追及していき、レベルアップを図っていきたいと思っています。

デイライトLEDモジュール交換(助手席側)

助手席側のデイライトLEDモジュールをBMW純正新品へ交換

導光面のリペアとあわせて、助手席側のデイライトLEDモジュールをBMW純正新品へ交換しました。導光面をきれいな状態に整えても、光源であるLEDモジュール側にダメージが残っていれば発光状態は戻りません。アクリル側と光源側の両方に手を入れることで、本来の白く明るい発光を取り戻すことができます。

BMW X3(G01)の場合、デイライトの発光用LEDモジュールはヘッドライトの裏側に位置しているため、バンパーを脱着してヘッドライトを取り外したうえで作業を行ないます。交換後はアクリルとの位置関係を確認しながら組み付け、車両に装着したあとに点灯チェックを実施しました。あわせてISTAで作業前後のエラーを点検し、新たな異常が出ていないことを確認しています。

デイライトが暗い、茶色く光るようになったといった症状は、ヘッドライトASSY交換が必要と案内されることも少なくありません。弊社ではアクリルリペアとLEDモジュール交換という形で原因の部分のみに手を入れ、ヘッドライトを交換せずに発光を取り戻す方法をご提案しています。

👉 ヘッドライト修理の施工事例一覧はこちら

まとめ

  • BMW X3(G01)M40dの助手席側デイライトについて、1年半前にリペアした導光面が再び焼損していた
  • ヘッドライトを取り外して分解し、焼損部分を削り落として研磨する導光面のアクリルリペアを実施
  • あわせてデイライトLEDモジュールをBMW純正新品へ交換し、点灯チェックとISTAによるエラー点検を実施
  • 茶色く暗くなっていたデイライトが、明るく白く発光する状態に復活
  • 再発した事例から、切削量が少なく済む車両であっても一定程度までは削っておく必要があるのではないかと考えている

デイライトが暗い、色味が茶色く変わってきたという症状は、時間の経過とともに進行していきます。早い段階でご相談いただくほどアクリルへのダメージを抑えられますので、BMW・MINIのヘッドライトでお困りのことがありましたら、ライコウまでお気軽にお問い合わせください。