
MINI コンバーチブル F57 ルーフ操作速度変更やドアロック連動ミラー格納やSPORT+追加で快適性と走行性能を向上。


車両情報
車種 | ミニ コンバーチブル(F57) LCI2 クーパーS(COOPERS) |
初年度登録 | 2023年 |
都道府県 | 愛知県 |
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
今回の施工のひとつ目は「ドアロック時のドアミラー格納時間変更」です。
MINI F57 LCI2 では、リモコンキーでロック操作をしてからドアミラーが格納されるまでに約1.5秒の待機時間が設定されています。
これは誤操作防止や制御上の余裕を持たせるための仕様ですが、実際のオーナー様からすると「ほんの少しのタイムラグでも気になる」という声をいただくことが少なくありません。
特に、雨の日や夜間の駐車時など、ミラーがすぐに格納されないことで不便を感じる場面が多いのです。

そこで今回はコーディングによってこの格納時間を0秒に短縮。
ロックと同時にミラーがスムーズに格納されるようになりました。
これにより操作性が大きく向上し、ストレスのない使い勝手を実現できます。
見た目の安心感も高まり「確実にロックされた」という視覚的なフィードバックにもつながります。
コーディングは純正の機能を変更する作業であり、ディーラーの診断機では対応できない領域です。
ライコウでは専用ツールを使用して安全に施工し、施工後はBMW/MINI専用診断機ISTAでエラーチェックも実施していますのでご安心ください。
ルーフ開閉の動作上限速度変更
続いてご依頼いただいたのは「ルーフ開閉の動作上限速度変更」です。
F57 コンバーチブルは、標準状態では30km/h未満でしかルーフの開閉ができない仕様になっています。
停車して操作する分には問題ありませんが、実際の運転シーンでは不便さを感じるケースが多々あります。
例えば走行中に急な雨に遭遇したとき、30km/h未満まで減速しなければルーフを閉めることができません。
そのため、交通状況によっては操作が難しい場合もあります。
そこで今回は上限速度を60km/hに変更しました。
これにより、走行中でもスムーズにルーフ操作が可能となり、利便性が大幅に向上します。

安全性の観点からも、スピードを落としすぎる必要がなくなるため周囲の交通に合わせた自然な運転ができます。
もちろん、あくまでもコーディングによる設定変更ですので純正機能を活かしたまま施工が可能です。
コンバーチブルのオーナー様からの関心が非常に高いポイントであり、利便性改善の代表的なコーディングメニューといえるでしょう。
SPORT+ (スポーツプラス) モード有効化
最後の施工は「SPORT+モード有効化」です。

純正では用意されていない項目ですが、コーディングにより車両が本来持つポテンシャルを引き出せるのが魅力です。
施工後は専用診断機によるチェックを行い、エラーのないことを確認しています。
また、プログラミング作業などによって設定が元に戻ってしまうこともありますが、その場合は初回に限り無償で再施工対応いたしますので安心してご依頼いただけます。
注意事項とライコウの強み
・コーディング作業は専用ツールを使用(ディーラーでは不可)
・施工後はBMW/MINI専用診断機ISTAで車両チェックを実施
・プログラミングやアップデートで設定が戻る場合あり(初回再施工は無償対応)
・認証コードを使用する場合はBMW/MINI正規ルートのコードをインストール
また、ライコウでは 車種別コーディングリスト を公開しています。
事前に「どんな項目が施工できるのか」をご確認いただくことで、ご来店までの検討資料としてご活用いただけます。
👉 車種別コーディングリストはこちら(PDFダウンロード可)
今回のように「ドアミラー格納時間」「ルーフ操作速度」などの施工は、日常の利便性を向上させつつ、MINIの魅力をさらに引き出せる人気メニューです。
県外からも多くのお客様にお越しいただいているのは、ライコウが長年培った技術力と安心のアフターサポートを評価いただいている証といえます。