
愛知県からご来店のMINI F55 クーパーに、ATE製ブレーキフルードを専用圧送機で確実に交換。交換後は専用診断機でメンテナンス履歴をリセットし警告を解消しました。さらに追加で2項目のコーディング施工も同時実施。MINIの安全性と快適性を高めるメンテナンス事例を紹介します。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F55 ) LCI クーパー ( COOPER ) |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 愛知県 |
作業内容
ブレーキフルード交換作業
「ブレーキ液」の点検警告が表示されたタイミングでのご相談をいただき、ATE製ブレーキフルードを使用した交換作業を行ないました。
📷 作業前のメーター内ブレーキ液点検警告表示


【作業内容】ATE製ブレーキフルードを使用した確実な圧送交換
ブレーキフルードは、定期的な交換が欠かせない重要なメンテナンス項目です。
劣化したまま使用を続けると、制動力低下やブレーキトラブルの原因になります。
今回のMINI F55には、ATE (アーテ) 製の高性能ブレーキフルードを使用し、
ATE製ブレーキ圧送機【FB-30SR】 を用いて確実かつスピーディーに圧送交換を行いました。
📷 ATE製ブレーキフルードとFB-30SR圧送機を使用して交換作業中


【ポイント】専用診断機でメンテナンス履歴をリセット
ブレーキフルード交換後は、
MINI専用診断機を使用して
メンテナンスインジケーターのリセットを確実に実施。
これにより、警告表示が消え、次回点検まで安心してお乗りいただけます。
📷 診断機を接続してリセット作業



【注意点】ブレーキフルード交換は定期メンテナンスが必須
ブレーキフルードは走行距離や使用状況により劣化が進みます。
MINIの場合、2年ごとの交換が推奨されていますので、点検警告が出る前でも早めの交換をおすすめします。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。

エンジン稼働中のドアロックホーン無効化
エンジンが掛かっている状態でキーレスリモコンやコンフォートアクセスでドアロックするとホーンが2回鳴ります。ドアロックしてもホーンは鳴らなくなります。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。