MINI F55 ブレーキパッド 交換してリフレッシュ

MINI F55 ブレーキパッド 交換。フロントブレーキをDIXCELローター&AMSECHS低ダストパッドで交換。警告リセットもISTAで対応。

ミニ ハッチバック(F55) LCI ワン(ONE)
ミニ ハッチバック(F55) LCI ワン(ONE)

車両情報

車種ミニ ハッチバック(F55) LCI ワン(ONE)
初年度登録2020年
都道府県滋賀県

フロントのブレーキリフレッシュ作業

滋賀県内からご来店いただいた、2020年式ミニ ハッチバック(F55) ONE。
車両モニターに「ブレーキシステム」の警告メッセージが表示されていました。

車両モニターに「ブレーキシステム」の警告メッセージが表示
車両モニターに「ブレーキシステム」の警告メッセージが表示

専用診断機ISTAでチェックを行なうと、フロント側のブレーキパッドセンサーが摩耗限界に達しており、交換時期を知らせている状態でした。
このような場合、単にセンサーをリセットしても一時的な対応に過ぎず、摩耗が進行しているブレーキパッドやローターを交換する必要があります。

専用診断機ISTAでチェックを行なうと、フロント側のブレーキパッドセンサーが摩耗限界

今回は、DIXCEL製ブレーキディスクローターAMSECHS製低ダストブレーキパッド、そしてDIXCEL製ブレーキパッドセンサーを使用してフロントブレーキをリフレッシュしました。
DIXCELのローターは耐熱性に優れ、制動力を保ちながらも純正に近いフィーリングを実現。
AMSECHSの低ダストパッドは、ホイール汚れを大幅に軽減できる点が人気のポイントです。

DIXCEL製ブレーキディスクローターとAMSECHS製低ダストブレーキパッド
MINI F55 ブレーキパッド 交換してリフレッシュ
MINI F55 ブレーキパッド 交換してリフレッシュ

交換作業後は、BMW/MINI専用診断機ISTAでブレーキパッドセンサーのリセット作業を実施。
これにより車両に出ていた警告は消え、正常な状態へと復帰しました。

BMW/MINI専用診断機ISTAでブレーキパッドセンサーのリセット作業
車両に出ていた警告は消え、正常な状態へと復帰

また、ブレーキ交換時にタイヤを取り外すため、ホイールの裏側までしっかり洗浄を行い、見た目もスッキリ仕上げています。

ホイールの裏側までしっかり洗浄
ホイールの裏側までしっかり洗浄

使用パーツの特徴

  • DIXCEL製 ブレーキディスクローター
     制動時の熱ひずみを抑え、耐久性と安定したブレーキフィールを実現。純正同等サイズで装着もスムーズです。
  • AMSECHS製 低ダストブレーキパッド
     制動性能とホイール汚れ軽減を両立したモデル。スポーティな走行でも安定した制動力を発揮します。
  • DIXCEL製 ブレーキパッドセンサー
     消耗限界を正確に検知し、早期の安全対応をサポート。純正互換性も問題ありません。

ブレーキパッドは消耗品であり、走行環境や運転スタイルによって寿命は異なります。
低ダストタイプを選ぶことでホイール汚れを防ぎつつ長期間快適に使用できます。

注意点と今後のメンテナンスについて

ブレーキ交換後は、当たりが出るまでしばらくは強い制動を避けることが大切です。
また、専用診断機ISTAによるリセット作業を行わないと、ブレーキ警告が消えない場合があります。
BMW/MINIのF系モデルでは車両側コンピューターがパッド摩耗データを保持しているため、リセット処理は必須です。

ライコウでは、ブレーキ交換後にISTAで状態を確認し、異常がないかチェックしたうえで納車しております。
また、走行距離に応じてブレーキフルードの交換やドライアイス洗浄など、トータルメンテナンスも承っています。

🔧まとめ

今回のF55 ONEでは、ブレーキの警告表示をきっかけにフロントのブレーキシステムを一新しました。
DIXCEL × AMSECHSの組み合わせにより、制動性能とクリーンなホイール環境を両立。
純正と同等の安全性を維持しながら、快適なドライビングフィールを取り戻しました。

ブレーキは安全に直結する重要部品です。警告表示や異音を感じた場合は、早めの点検をおすすめいたします。